近鉄奈良線・瓢箪山駅前の瓢箪山中央商店街(東大阪市本町ほか、通称=サンロード瓢箪山)とイナリ前商店街(神田町、通称=ジンジャモール瓢箪山)で9月7日、大阪府広報担当副知事「もずやん」と商店街の店主らが、「新しい生活様式」の実践を呼び掛ける啓発活動を行った。
府商工労働部では、府民の不安を払拭し、安心して買い物ができるよう、「みんなで守ろう。おおさか」をスローガンに、府内107のモデル商店街を選定して感染症対策と需要喚起を支援する取り組みを行っている。特設サイト「みんなで守ろう。おおさか 商店街宣言」では、モデル商店街の一覧や各商店街の取り組みを紹介。7月には大阪市内の4商店街で先行イベントとして、もずやんが登場する啓発イベントを行った。
9月には啓発イベントを府内に拡大しようと、「人との間隔をあけよう」「マスクを着用しよう」「手洗いうがいをしよう」「会話は真正面を避けよう」と書かれたうちわを配布するキャラバン隊が11商店街で啓発活動を行う。9月7日には、特注のフェースシールドとマスクを装着したもずやん率いるキャラバン隊が瓢箪山中央商店街を出発し、イナリ前商店街でマスコットキャラクターのひょこタンと合流して買い物客らにうちわを配布した。
商工労働部の山中雅博さんは「今後、Go To商店街キャンペーンもあるので、感染症対策をとっている商店街に安心して来てくれれば。お客さん一人一人とお店と一緒に感染症対策に取り組みましょう」と呼び掛ける。
瓢箪山中央商店街振興組合事務局長の西仲則夫さんは「商店街全体だけでなく、各店でそれぞれ消毒液の設置や定員のフェースガード装着など感染症対策をしているので、安心して来てほしい。新しい生活様式に沿って商店街も頑張りたい」と意気込んだ。