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東大阪の児童劇団「FLAP TRIP」、歌唱動画制作 「応援してくれた人を応援したい」

歌唱動画を制作した児童劇団FLAP TRIP

歌唱動画を制作した児童劇団FLAP TRIP

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 東大阪市立児童文化スポーツセンター ドリーム21(東大阪市松原南2)の児童劇団FLAP TRIPが9月19日、歌唱動画の撮影を行った。

パントマイムを練習する生徒たち

 当時の館長が「子どもたちに表現活動を通じて他者との関係性や自分のあり方を自主的に学び取る演劇をさせてやりたい。俳優を目指す劇団や芸能事務所ではなく、誰もが参加できる劇団を東大阪の児童館で創りたい」と、即興演劇を使ったコミュニケーションワークショップや企業研修を提供するカクテルホイップ(加納)に運営・指導を依頼。2016(平成28)年4月に同劇団の活動が始まった。

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 小学3年生から高校3年生を対象に毎月第1・第3土曜の10時~16時に同館で稽古を行い、毎年1回、一般向けのミュージカル創作ワークショップで子どもたちが作ったあらすじを元にしたオリジナルのミュージカルを上演するほか、東大阪市民ふれあい祭りのパレードへのジャグリングでの参加、近隣施設や商店街のイベント参加、保育園や子ども園での出張上演などの活動を行ってきた。

 現在は、小学4年から中学2年の12人が参加しており、3月22日にオリジナルミュージカルの本公演を控えていたが、新型コロナウイルスの影響で3月から6月までホールでの稽古が中止になった。時期をずらして上演しようと、自粛期間中はダンスや歌などの課題動画を作成し、個々に送られてくる動画を添削するなど稽古を続けてきたが、上演は断念した。

 同劇団では「商店街の人など、いろんなところから励ましのメッセージをもらった。いつも応援してもらっているので、コロナ禍でも毎日働いている人を応援したい」と、歌詞は全国公募、作曲は音楽プロデューサーのつんく♂さんが手掛けた市のイメージソング「東大阪めっちゃ元気な『まち』やねん」を合唱し、歌唱動画を制作。1回目に制作した動画はユーチューブで公開しており、9月19日に2回目の撮影を行った。

 1期生で中学1年の女子生徒は「歌が好きなので劇団に入った。コロナの中でも一生懸命仕事をしている人たちに、少しでも元気が出るようにと思いながら歌った」と話す。

 7月からは1回1時間、9月からは2時間限定で対面での稽古を再開し、現在は上演する予定だったオリジナルミュージカルを映像作品にするための撮影、編集を進めている。稽古に参加した中学1年の女子生徒は「みんなで練習する方が楽しいので、早く一緒に練習したいと思っていた。新しい子が入ってくるので、劇団の楽しさを知ってもらいたい」、中学2年の男子生徒は「自粛期間中は歌やダンス、ジャグリングの練習を家でしていた。脚本家の伽羅さんの影響を受けているのでこれからも頑張りたい」と意気込む。

 カクテルホイップ代表の北川優子さんは「市がやっている児童劇団は価値がある。誰でも入れる劇団をこれからも続けていきたい」と意欲を見せる。

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