東大阪をホームタウンとするサッカーJFLのFC大阪が12月12日、「オンライン感謝祭」をライブ配信で開催する。
今季は、2月に「Jリーグ百年構想クラブ」の認定を受け、9月にはJ3ライセンスを取得、11月にはJ3入会を条件付きで承認され最終節までJ3参入の可能性を残していたが、最終節で敗北。8位でシーズンを終え、J3参入は来季以降に持ち越しとなった。
FC大阪では近年、最終節の試合終了後に子ども向けのサッカー教室や選手とサポーターのリレー対決、選手によるグッズ販売やサインなどを行うファン感謝祭を開催してきたが、今季は新型コロナウイルス感染症拡大を受け、直接触れ合う形でのファン感謝祭は見送りを決定。「何か感謝を伝えられる方法はないか」と、ライブ配信による「オンライン感謝祭」を企画した。
当日は14時から、岩本知幸選手、舘野俊祐選手、木匠貴大選手が出演し、事前に募集した質問に答える企画や、遠征中を含むオフショットの公開、出演選手からのプレゼントが当たる抽選会などを行う。抽選会への参加には選手への質問の事前送信が必要で、質問は12月10日20時まで受け付ける。視聴無料。
広報ブランディング室の並木奈那子さんは「今シーズンは試合数が半減し、無観客試合での開幕となったが、サポーターの皆さまからSNSなどを通じてたくさんの声援をいただいた。9月13日の花園ラグビー場で行われた、今シーズン初の有観客試合の景色は今でも覚えており、サポーターの皆さまの偉大さをあらためて目の当たりにしたシーズンとなった」と振り返る。「オフラインでの恩返しはできないが、コロナ禍でも応援してくれた皆さまに何か恩返しをしたいと思い、今回のオンライン感謝祭を企画した。オンラインでも選手が近くに感じられる企画を用意しているので、ぜひ見てもらいたい」と視聴を呼び掛ける。