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関西独立リーグ「06ブルズ」、シーズン終了を市長に報告 来季監督に桜井広大コーチ

写真左から、事業本部の樋口大介さん、谷口功一GM、矢白木崇行オーナー、野田義和東大阪市長、桜井広大新監督、永峰要一球団代表

写真左から、事業本部の樋口大介さん、谷口功一GM、矢白木崇行オーナー、野田義和東大阪市長、桜井広大新監督、永峰要一球団代表

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 花園セントラルスタジアム(東大阪市松原南)を本拠地とする関西独立リーグ球団「06BULLS(ゼロロクブルズ)」が12月8日、今シーズン終了と新体制の報告のため野田義和東大阪市長を表敬訪問した。

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 2020年シーズンは新型コロナウイルス感染症拡大により、4月4日の開幕の予定が6月13日に延期。公式戦は48試合の予定だったが27試合となり、同球団は3位でシーズンを終えた。

 来シーズンで球団設立10周年を迎えるに当たり、球団運営をゼロロク(吉田本町1)に移行。永峰要一球団代表は「もともとは初代監督の村上隆行と私が立ち上げたNPO法人で活動してきたが、現オーナーと出会い、10周年の節目に全力で戦って東大阪を盛り上げていきたいと会社組織として運営することにした」と新体制を報告。昨年8月にチームに加わった元阪神タイガースの桜井広大コーチは来季の監督に、今年から加わった元読売ジャイアンツの谷口功一コーチはGMに、それぞれ就任した。

 同球団は、NPBへの選手輩出と、野球を通じて地域を盛り上げることを使命としているが、「スカウトが見に来るところまではいくが、なかなか輩出できていない状況」という。谷口GMは「以前、コーチをしていた四国・九州アイランドリーグの長崎セインツと、監督をしていた大東市の少年野球チームからプロ野球選手を輩出している。巨人のOBスカウトとしても活動しているので、ブルズから送りこめるよう頑張りたい」と意欲を見せる。「メンタルをうまく誘導できたら楽しみな選手はいるので、そこを重点的に鍛えたい」と力を込める。

 桜井新監督は今シーズンを振り返り「コロナ禍で試合数が減って練習するのも難しいシーズンだったが、選手たちは頑張ってくれた。来季は優勝できるように頑張りたい」と話す。監督1年目となるシーズンについては、「選手と向き合って優勝して、NPBに一人でも多く輩出したい。最後まであきらめず、9回裏2アウトまで全員が一つになって戦う姿勢を見せられるようにしていきたい」と意気込む。

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