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東大阪市で成人式 密を避け、花園ラグビー場で初開催 市長「社会的自立の確認を」

東大阪市花園ラグビー場で行われた「令和3年東大阪市成人祭」

東大阪市花園ラグビー場で行われた「令和3年東大阪市成人祭」

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 東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で1月11日、「令和3年東大阪市成人祭」が行われた。

新成人代表であいさつした大垣彩佳さん

 東大阪市では例年、東大阪市立総合体育館「東大阪アリーナ」(中小阪)で成人祭を行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染症対策として花園ラグビー場で初開催。今年の新成人は5151人。式典は、時間短縮や検温、手指消毒、マスク着用、1席ずつ空けての着席、分散退場などの対策を取って行われ、約2400人がラグビー場内での式典に参加した。

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 オープニングでは、新成人が生まれた2000(平成12)年からこれまでのニュースや出来事を振り返る映像が流れた。野田義和東大阪市長は「成人になったということは、社会的自立を確認すること。私たちは自分一人で生きているのではない、たくさんの人に支えられている。社会的自立を確認したら、今度は自分が支える側として何ができるかと考えてほしい」とメッセージを贈り、「久しぶりだから食事をしたり歌を歌ったりしたいという気持ちがあると思うが、連絡先を交換して新型コロナウイルスが落ち着いたらもう一度みんなで集まって楽しもうということを守っていただきたい」と呼び掛けた。

 新成人代表として近畿大学医学部の大垣彩佳さん、近畿大学の甲斐登生さんがあいさつ。大垣さんは「私たち一人一人が力を合わせ、協力し合うことが何よりも大きな力になる。これからも私たち全員で力を合わせ、乗り越えていきたい。多くの人の命を私の人生をかけて救えるような医師になりたい」、甲斐さんは「20年生きてきた中で私を最も成長させてくれたのはラグビーとの出合い。その中で私が一番大切にしてきたことは挑戦をやめないということ。これからは社会的経験を通し、責任感や使命感といった自覚を高め、社会に貢献できる人になっていきたい」と誓った。

 その後は、東大阪市出身の京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授、囲碁棋士で国民栄誉賞を受賞した井山裕太さん、世界陸上競技選手権大会4×100メートル銅メダルの多田修平選手からビデオメッセージが贈られた。

 小中学校の同級生と会場前で合流して式典に参加したという女性は花園ラグビー場での成人式について「少し寒いけど新型コロナ対策にはいいと思う。久しぶりに友だちにも会えた」と笑顔を見せる。一緒に参加した女性は「席の間隔を空けるなど対策を徹底してくれている。いろんな人が考えて手伝ってくれて開催できているんだと思う」と感謝した。

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