東京オリンピック7人制ラグビー日本代表に内定したトゥキリロテ選手、セルジョセ選手が7月7日、野田義和東大阪市長を表敬訪問した。
2人は、東大阪市花園ラグビー場を本拠地とする近鉄ライナーズ所属。トゥキリ選手はフィジー出身で、2013(平成25)7人制ラグビー日本代表選出、2015(平成27)年に日本国籍を取得し、2016(平成28)年にはリオデジャネイロ五輪に出場した。
セル選手はフィジー出身で、2018(平成30)年に7人制ラグビー日本代表選出、2020年に日本国籍を取得。今回が初めてのオリンピック出場となる。トゥキリ選手とセル選手は、6月14日から21日まで行われた男子セブンズ第4次オリンピックスコッド府中合宿に参加し、日本代表に選出された。
トゥキリ選手、セル選手、近鉄ライナーズの水間良武ヘッドコーチ、飯泉景弘ゼネラルマネジャーは東大阪市役所を訪れ、日本代表内定を報告。野田市長は「ラグビーのまちとして、近鉄ライナーズからオリンピック代表が選ばれたことを本当にうれしく思う。体調管理を万全に、けがにも気をつけていただいて活躍を期待している」と激励した。
「とても難しい、厳しい戦いになると思うが、楽しんで自分の目標であるメダルを取るということに向かってベストを尽くしたい」とトゥキリ選手。コロナ禍での練習について「制約がたくさんあり難しかったが、同時に楽しむということを頭に置いてやってきた。今は、フィジカルコンタクトの練習と、ジムで1時間、フィールドで75分、休みなく走るランニングをしている」と話す。
セル選手は「コロナ禍で制約やルールがあり、とても厳しい練習だったと同時にストレスがたまる合宿だったが、目標はもちろんメダルを取ること。(トゥキリ選手と一緒に出ることに)とてもありがたいし名誉なことで、とても興奮している。東大阪の人たちが私たちを自慢に思ってくれるように頑張りたい」と意気込む。