ホテルウィングインターナショナルセレクト東大阪(東大阪市長田東2、TEL 06-7709-9088)が12月1日、オリジナルの地域密着弁当「宿弁(ヤドベン)」の販売を始めた。
ホテルウィングチェーンでは8月、宿泊を通してその地域の魅力を体験してもらおうと、「ヤドベンプロジェクト」を開始。仕事や旅行でホテルに宿泊するときに地元のおいしいグルメを堪能したいという人が多くいる中、コロナ禍では社内規定で外食が禁止されていたり、ホテル周辺の飲食店が休業していたりすることもあることから、「普段では食べられないおいしいものを食べたい、コロナ禍でも安心して地元グルメを楽しみたい」という要望に応えようと、客室で地元グルメを楽しめる弁当を開発した。
これまで7つのホテルで「宿弁」の販売をしており、12月1日からは東大阪での販売を開始。ホテル内のレストラン「うまいもの処ゆめぜん」の料理長・松下哲也さんは「G20サミットでも提供され、最高級国産合鴨といわれる大阪で唯一の生産者・ツムラ本店の河内鴨を選んだ。通常の1.5倍の飼育期間をかけ、無農薬飼料で安心安全に育てられている」という。
「河内鴨のロース煮弁当」は、低音調理でしっとりと仕上げた同レストランの人気メニュー「河内鴨ロース煮」と、食感の違う腕肉のゆず入りの照り焼き、2種類の味と食感を楽しむことができ、鴨と相性の良い焼きねぎを添える。弁当は一つ一つホテル内のレストランで手作りする。価格は2,000円。販売開始を記念して、12月31日までは1,800円で販売。「ヤドベン付き宿泊プラン」で販売する。
松下料理長は「世界に誇る大阪河内鴨のうまみ、香り、食感を存分に味わえる。魅力あふれる河内鴨ロース煮弁当をぜひ堪能してほしい」と話す。