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東大阪繊維研究所、独立リーグ「06ブルズ」コラボTシャツ発売へ

商品を着用し撮影に挑んだ岡田竜汰選手(左)と孫入優希選手(右)

商品を着用し撮影に挑んだ岡田竜汰選手(左)と孫入優希選手(右)

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 ニット糸メーカー「エップヤーン」(東大阪市菱江2、TEL 072-968-8615)が2月1日、自社のTシャツブランド「東大阪繊維研究所」の新商品として、関西独立リーグ球団「06BULLS(ゼロロクブルズ)」とのコラボTシャツを発売する。

本社内の直営ショップで撮影

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 国内外の大手アパレルメーカー向けにニット製品用の糸を提供する同社。糸のねじれをコントロールする技術を用い、丈夫で型崩れせず、着心地のいいTシャツを作ろうと、2017(平成29)年、高品質Tシャツブランド「東大阪繊維研究所」を立ち上げ、本社内の直営店やオンラインショップなどで販売している。

 同社では昨年10月、東大阪市出身の元プロラグビー選手・南條賢太さんと共同で、「ラガーマンをかっこよく見せるTシャツ」をテーマに商品を開発。生産管理の須磨裕樹さんは「南條さんとコラボTシャツを製作した時に、地域とつながって盛り上がることの面白さを知った」と話す。

 この際の経験から、東大阪に本拠地を構える06BULLSにコラボTシャツの製作を提案。同球団からは「普段のブルズのデザイン引っ張られない、独特の視点で野球を捉えたデザインにしてほしい」という要望があり、同社の筒井利彦社長がプリントするペン画を手掛けた。

 1月20日には、写真撮影のため2選手が同社を訪問。昨年キャプテンを務めた内野手の孫入優希選手は「生地が良くてめっちゃ着やすい。デザインもシンプルでかっこいい」、内野手の岡田竜汰選手は「サイズ感がとてもいい」と気に入った様子。2人は「1月にNPBの選手と一緒に自主トレーニングをし、いろいろ経験したので早く試合をしたい」「今年の目標はリーグ優勝」などと話しながら撮影に挑んだ。

 サイズは、S~2Lの4サイズ、カラーは、黒地に白プリントと、白地に黒プリントの2色展開。価格は9,350円。同社の直営店、オンラインストア、06BULLSのオンラインストアで販売する。受注生産のため、注文から発送まで3日程度かかる場合がある。

 須磨さんは「『東大阪にめっちゃかっこいいTシャツ屋さんがある』と自慢してもらえるようなブランドを目指している。今後も地元の人々と一緒に新しい取り組みができれば」と意欲を見せる。

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