東大阪市が1月25日、市役所本庁舎1階市政情報相談課内にトンガ王国災害義援金募金箱を設置した。
1月15日にトンガ沖で発生した大規模な海底火山の噴火により、津波や火山灰で大きな被害を受けたトンガを支援しようと設置。市政だよりや市のウェブサイト、SNS、市内の電光表示板などで告知し、広く協力を呼び掛ける。
設置のきっかけは、ラグビーワールドカップ2019日本大会。東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南)でアルゼンチン対トンガ、アメリカ対トンガの2試合が開催された。大会期間中には「2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業」の国際交流プログラムで、トンガの中学生がフィジー、サモアの中学生とともに、東大阪市内の中学校を訪問。セレモニーでは各国の中学生が自国の民族舞踊を披露し、タグラグビーを一緒にプレー。書道や柔道など日本の中学校の授業を体験するなど、交流を深めた。
市は「市内で2試合が開催されたトンガと本市とは深い縁がある。災害の復旧や被災した人の支援等に役立ててもらいたい」としている。
受け付け時間は平日の9時~17時30分。2月28日まで。