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大和醸造、「花園近鉄ライナーズ」オリジナルクラフトビールを試合会場で販売

クラフトマンの伊木孝司さん(左)とディレクターの藤原慶史さん(右)

クラフトマンの伊木孝司さん(左)とディレクターの藤原慶史さん(右)

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 クラフトビール醸造所「大和醸造」(奈良市)が2月19日、「花園近鉄ライナーズ」オリジナルクラフトビールを東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)前の噴水広場で販売する。

花園近鉄ライナーズオリジナルクラフトビール「PASSION LAGER」

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 近鉄リテーリングの新規事業として2019年10月、近鉄奈良駅近くにクラフトビールレストラン「YAMATO Craft Beer Table」(奈良市東向中町)をオープン。翌年1月にはビール製造免許を取得し、同店に併設する形でクラフトビール醸造所「大和醸造」を開業した。

 大和醸造は、ビール製造未経験の同社社員数人で立ち上げたプロジェクト。クラフトマンの伊木孝司さんは元・成城石井のスーパーバイザーで、ディレクターの藤原慶史さんは、2005年~2007年シーズンの2年間、近鉄ライナーズに在籍した元ラグビー選手。同醸造所のオリジナルクラフトビール「はじまりの音(ね)」は2021年9月に開催された「International Beer Cup2021」で5つの賞を受けるなど評価されている。

 近鉄沿線の魅力向上をミッションに掲げる同社では、ラグビーの新リーグ誕生に合わせ、「シンボルチームの花園近鉄ライナーズとタッグを組んで、東大阪市や沿線の魅力を発信しよう」と、ライナーズにオリジナルクラフトビール「PASSION LAGER」を提案。ライナーズのホスト開幕戦が行われた1月22日に、花園ラグビー場前の噴水広場とKINSHO東花園店(吉田6)で初めて販売した。

 同商品は、昨年9月に限定醸造したホッピーラガーをブラッシュアップしたもので、「テーマはパッション。僕たちはビールに、ラガーマンはラグビーに情熱を注いでいる。情熱のパッションとパッションフルーツの風味、ラガーマンとビールのラガーをかけて、商品名をPASSION LAGERとした」と藤原さん。伊木さんは「グビグビと飲めるラガービールにホップの味わいを付けた。苦味もあり、でもスッキリと一気に飲める」と話す。

 2月19日は、花園ラグビー場で釜石シーウェイブス戦が開催される。噴水広場では10時から、イベント「花園ハッピーパーク」を開催。食物販やチャリティー、スポーツ体験などのブースが並び、ステージイベントなどを展開する。同社は、スタジアム内で飲める生ビールと、持ち帰り用の瓶ビール(770円)を販売。通常はオンライン販売のみで、ライナーズのホストゲームのある日のみ、試合会場とKINSHO東花園店で販売する。ビール販売は11時~準備数なくなり次第終了。

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