花園セントラルスタジアム(東大阪市松原南)で4月10日、さわかみ関西独立リーグ公式戦2回戦・堺シュライクス対06BULLS(ゼロロクブルズ、以下、06ブルズ)の試合が行われた。
オープニングパフォーマンスで観客席を盛り上げた樟蔭ポンポンチアバトントワリングジュニア
現在、4チームが所属する同リーグ。各チームが年間48試合を戦い、06ブルズは昨年、20勝23敗5引き分けで最下位に終わった。
花園セントラルスタジアムが本拠地の06ブルズにとってホーム開幕戦となる同試合。今季は2試合が終わり、1勝1敗でホーム開幕戦を迎えた。当日は最高気温27度と夏日の中、500人を超える観客が駆けつけた。
試合開始前には、オープニングパフォーマンスとして樟蔭ポンポンチアバトントワリングジュニアが球場を盛り上げ、セレモニーで桜井広大監督は「昨年は最下位というふがいないシーズンだったが、今年はメンバーもそろい、今日までみんな一丸となって戦ってきている。優勝を目指して頑張りますので1年間温かい応援をよろしくお願いします」と観客に呼びかけた。
始球式の投手を務めた野田義和東大阪市長は「われらが06ブルズ、いよいよ開幕を迎えた。花園から、野球、ラグビー、サッカーで日本一を目指してもらおう、そんな思いを持って東大阪市も50万市民とともに応援していきたいと思う。今日はいわばその初戦。素晴らしいプレーで06ブルズの勝利を期待するところ。一年間、みんなで応援していきたい」とエールを送る。
1回表、先発の中村雅友投手が先制点を取られるが、1回裏には孫入優希内野手のヒットで同点に追いつく。2回表には再び堺シュライクスに勝ち越され、中村投手は6回途中まで登板し、5失点で交代した。06ブルズは5安打と打線が振るわず、8-4で負けた。
試合終了後、桜井監督は「(多くのファンが来てくれたので)勝ちたかったが負けたので、次はしっかりやり返したい。今日負けたがまだまだ先はあるので、優勝を目指して一日一日選手と一緒に頑張っていきたい」と話す。
次戦は4月12日、花園セントラルスタジアムで兵庫ブレイバーズと対戦する。