東大阪市をホームタウンにするサッカーJFLのFC大阪とイベント事業を手がけるBestenDank(ベステンダンク、東大阪市東石切町2)が企画した「東大阪スペシャルビール」が完成し、7月31日、販売を始める。
FC大阪から「チームのオリジナルビールを造ってほしい」と同社に依頼があったことから4月に立ち上がった同プロジェクト。5月に1回目の企画会議を開き、ビールの方向性を決めた。6月には関係者やメディアを招いて試飲会を開き、参加者にビールの印象やラベルデザインについて意見を求めた。
完成したビールは、「アメリカンホップの香りと苦味が後を引く」というアルコール度数5%の「ペールエール」、「ライトな味わい」の度数4%の「ライトビア」、プエンテコーヒー(西石切町1)が焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を使う度数7%の「チャンピオンスタウト」、「奥行きがある」という度数5%の「ゴールデンエール」の4種。製造は、クラフトビール工房「BYCブルーイング」(中石切町)が手がけ、ラベルデザインは、総合福祉施設「ノーサイド」(荒川2)のアーティストがFC大阪の今シーズンのスローガン「歓喜雀躍」から一文字ずつをあしらったデザインとした。
仕様は330ミリリットル瓶で、価格は1本750円。7月31日のFC大阪のホームゲーム(東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド、14時キックオフ)から、試合会場で販売する。8月11日オープン予定のカフェ&バー「BESTEN DANK IMBISS」(長堂1)でも提供する予定。