見る・遊ぶ

J3参入のFC大阪、東大阪市長を表敬訪問 「FC大阪らしく勝ち進みたい」

市長表敬訪問の様子

市長表敬訪問の様子

  • 4

  •  

 東大阪市をホームタウンにするサッカーJ3のFC大阪が2月24日、シーズン開幕を前に東大阪市役所を訪れ、今季の活躍を誓った。

[広告]

 昨季JFL2位の成績と観客動員数などの要件を満たしてJ3参入を決めたFC大阪。近藤祐輔社長は「今年から監督が変わった。昨年までのサッカーを引き継ぎ、J2基準を目指してJ3の舞台で今年優勝、もしくは2位で上がれるように体制を整えていきたい。J3は今年からJFLへの降格があり、各チームがそれぞれレベルアップしているので、今年はそこをしっかり打破して、FC大阪らしく勝ち進んでいけるよう頑張りたい」と野田義和東大阪市長に誓った。

 野田市長が「サッカーの素人で応援するしかできないが、攻めるサッカーを見たい」と言うと、近藤社長は「取られても取り返す。昨年は、残り15分あたりに同点になったり逆転したりといったことができたのでなんとか勝ち星を積めた。そこを今年も継続しながら、クオリティーの上がったサッカーをお見せできる予定」と話した。

 今季就任した志垣良監督は「Jリーグ再挑戦の選手もいるし、初挑戦の選手もいるので、クラブの今年のスローガンは挑戦。リアクションのサッカーではなく、自分たちから攻守において果敢にアクションを起こしていくような、見ている方に感動を与えられるような躍動感のあるサッカーをできたら」などと話し、昨季に続きキャプテンを務める坂本修佑選手は「僕たち選手は結果を出すというのが第一目標で、試合の内容の過程まで大事にしてしっかり今シーズン取り組みたい。ピッチ外でも東大阪を盛り上げるためにさまざまな活動をし、そこから試合を見にきてくださった方に結果で応えて盛り上げられるようにやっていきたい」と意気込んだ。

 開幕戦は3月4日、アウェーで昨年3位の鹿児島ユナイテッドFCと対戦。ホーム開幕は3月18日、いわてグルージャ盛岡と東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドで戦う。

 表敬訪問に合わせてFC大阪は花園ラグビー場にサッカーゴールとベンチを寄贈。市が進める花園中央公園エリアのにぎわい創出に深い理解を示し、スポーツを活用したまちづくりの推進に多大に寄与したとして、市から感謝状が贈られた。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース