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大阪府立中央図書館司書がお薦め本を紹介 100号記念で過去の紹介資料展示

「祝!100号!! 本蔵(ぼんくら)-知る司書ぞ知る」展示コーナー

「祝!100号!! 本蔵(ぼんくら)-知る司書ぞ知る」展示コーナー

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 大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)1階小説読物室登録カウンター前で現在、同館司書のお薦め本を集めた「祝!100号!! 本蔵(ぼんくら)-知る司書ぞ知る」コーナーを展開している。

人文系の本棚

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 「本蔵(ぼんくら)-知る司書ぞ知る」は本との新たな出合いを願い、図書館で働く新人からベテランまでの職員が文章を書いてお薦め本を紹介し、幅広い蔵書を楽しんでもらおうと当時の館長が企画した同館ウェブサイトのコンテンツ。2014(平成26)11月に第1号を掲載し、毎月20日に3冊ずつ本を紹介してきた。

 2017(平成29)4月の30号からは、調査相談課が担当する「今月のトピック」3冊、全館の司書が担当する「蔵出し」2冊を紹介。トピックでは、その号の担当者が作家の生誕や没年、「今日は何の日」などにちなんだテーマを決め、3冊紹介。蔵出しは、各担当者の得意分野の本を紹介している。

 1年に3回ほど、トピックのコーナーのお薦め本紹介文を書いているという調査相談課の三島美幸さんは「文章を書く前に3冊読まなければ書けないしプレッシャーもあるが、テーマを決めて、どんな本があるかなと探すのが楽しい」と話す。

 2月20日の掲載で100号に達したことから、これまで展示していなかった41号から100号で紹介した資料394冊を2回に分けて展示。3月14日からの後半は71号から100号で紹介した198冊を、人文系と社会・自然系の2つの棚で展示する。「比較的新しい本が多く、さまざまなジャンルの本が集まっているからか前半に展示した本はよく借りられていた」と三島さん。

 「文章を読むのと表紙を見るのではイメージが違うので展示してよかった。図書館の人はこんな本が好きなんだ、読んでみようかなと思ってもらえたら」とも。

 開館時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜休館。4月9日まで。

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