「第2回ひがしおおさか鉄道フェスタ2023」が8月6日、商業施設「フレスポ東大阪」(東大阪市稲田新町3)2階で開催される。
東大阪市内の工場の歴史を記録し、資料や写真を公開することで工場の誕生や操業の様子を後世に伝える活動を手がける「工場を記録する会」が2018(平成30)年12月に開設した同施設内の「東大阪モノづくりミュージアム」。昨年、東大阪市内にある鉄道車両や鉄道部品メーカーを紹介する夏の特別展示を行った際に1回目の鉄道フェスタを開催すると、ファミリー層や鉄道愛好家が多く来場したという。
同ミュージアムではイベント当日、近畿日本鉄道のラッピング列車「ならしかトレイン」のつり革やシートのサンプルを展示。鉄道写真家の写真展を行うほか、近畿車輛(稲田上町)の車両製造工程を紹介する映像も上映する。同施設で当日買い物をした2,000円以上のレシートを提示した人を対象に、ミニ新幹線「ドクターイエロー」に乗車できるプログラムも用意。乗車した子ども先着500人を対象に、新幹線グッズを進呈するガラポン抽選会も開催する。
大阪産業大学文化会鉄道研究部もイベントに参加。幼児・小学生を対象に模型車両運転体験イベントを開催する。近鉄車両エンジニアリングは、近鉄グッズの出張販売を行う。
当日は、3月に同施設で第1回を開催した「東大阪バザール」の第2回を同時開催。「いろふる祭」とコラボし、焼き菓子やハンドメードアクセサリー、観葉植物の販売や、メダカすくい、鉄道図鑑作りワークショップなどを展開する。
音楽ステージには、東大阪にゆかりのあるアーティストの若林美樹さん、Miranda Otsujiさん、岩内幸乃さん、THE AGUL、鉄道系ミュージシャンの半熟BLOODと高橋涼子さん、梶有紀子さんが出演し、各アーティスト公演終了後にはじゃんけん大会を開く。
工場を記録する会の吉川雄太さんは「今年の来場者プレゼントは数量限定の『ならしかトレイン』の缶バッジ。音楽ステージのじゃんけん大会の景品も楽しみにしてほしい。夏休みの思い出づくりに遊びにきてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。