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東大阪で「ママさんバレー」イベント 地元3チームが元日本代表と夢の対戦

ドリームチームと対戦したフレンドリーマッチ

ドリームチームと対戦したフレンドリーマッチ

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 宝くじスポーツフェア「はつらつママさんバレーボール in 東大阪」が8月10日・11日、東大阪アリーナ(東大阪市中小阪4)で開催された。

サーブを打つヨーコ・ゼッターランドさん

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 「宝くじスポーツフェア」は、野球、バレーボール、サッカーの各種目で、元プロ選手や元日本代表選手などでドリームチームを編成し、講習や開催地チームとの親善試合などを行う自治総合センター(東京都千代田区)と自治体が主催するイベント。宝くじの社会貢献事業として全国各地で展開しており、本年度は10カ所で開催する。

 8月10日はドリームチームによる指導者クリニック、11日午前はバレーボール教室が行われた。11日午後は、東大阪のママさんバレーボールチームの中から選ばれた3チームがドリームチームに挑むフレンドリーマッチが行われた。

 ドリームチームは、元全日本男子代表監督の植田辰哉さん、元日本代表の江上由美さん、広瀬美代子さん、大谷佐知子さん、永富有紀さん、坂本清美さん、狩野美雪さん、宝来麻紀子さん、佐野優子さん、狩野舞子さん、新鍋理沙さん、元アメリカ代表のヨーコ・ゼッターランドさん12人で編成。各チーム、監督1人、選手11人で編成し、9人制ルールでプレーする。

 試合開始前には、ドリームチームキャプテンの江上由美さんが「昨日と今日バレーボール教室をしたが、東大阪市のママさんは本当に元気があって活気があって驚いた。(ドリームチームの)年齢が高いメンバーは時々、珍プレーが出るかもしれない。若いメンバーは素晴らしいプレーを見せてくれると思う」とあいさつした。

 1試合目は、ママさんからバレーを始めたメンバーが多く、「手加減なしでお願いしたい」と挑んだ英田南クラブと対戦。1セット目15-9、2セット目15-9でドリームチームが勝利した。2試合目は、全員50歳以上のメンバーで5年前に結成したというCLOUD NINEとの対戦。2セット目にはドリームチームの植田監督がメンバーに入り、天井サーブで会場を盛り上げ、15-6、15-9で勝利した。最後は、メンバーが20代から70代と幅広く、全国ママさんバレーボール大会での優勝経験があるという渚(なぎさ)クラブとの試合で、15-6、15-5でドリームチームが勝利した。

 試合後、植田監督は「久しぶりにやり切ったなという感じがする。この2日間、ものすごく元気がよくて、会場の皆さんの盛り上げ方も素晴らしくて、ママさんバレーの方たちの一生懸命さも素晴らしくて、大阪っていいなと、うちのメンバーも思ってくれたんじゃないかと思っている。私は歩いてすぐのところにいるので、またママさんたちのところには必ず行かせていただく」と話す。

 同大会の敢闘賞には英田南クラブの福井あきこさんが選ばれ、ドリームチーム全員のサインが入ったバレーボールが贈呈された。イベント終了後、福井さんは「勝ちたかったが、圧倒的な強さで負けてしまった。目の前で見た高さが半端なかった。子どもを産んでママさんからバレーを始め、(敢闘賞は)バレーを始めてから今までで一番うれしい」と笑顔を見せていた。

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