イベント「TAMOKUフェスティバル」が11月19日、近鉄奈良線河内永和駅・JR河内永和駅近くの東大阪市立市民多目的センター(東大阪市高井田元町1)で開かれる。
同センターは2018(平成30)年5月、市民の生涯学習や文化活動の振興を目的にオープン。建物の1階・2階は東大阪市社会福祉協議会、3階・4階は同センターが入居する複合施設で、同センターには大小10以上の会議室と和室があり、講座やサークル活動、研修など、市民を中心に利用されている。
2018(平成30)年に第1回を開催し、コロナ禍を経て今回5回目となる「TAMOKUフェスティバル」は同センターの自主事業。手作り市、運動体験、ステージで構成するイベントで、指定管理者・トイボックスの大田智史さんは「日頃から利用している講師に声をかけたほか、もともと他の自治体でも同じような事業をしていたので、つながりのある人やSNSなどで広く出展者を募った」と話す。昨年は親子連れが多く、約400人が参加した。
手作り市では、作品販売と体験ワークショップを開催。スライムを作る体験(参加費250円~)や「くまさんビーズブローチ作り」(800円)、ワンコインフラワーアレンジメント、水彩画体験(以上500円)、クラフトリース作り(300円~)など、14ブースでハンドメードアクセサリーや雑貨の販売、ワークショップを行う。「miniえほん箱パーティー in 東大阪」では、絵本200冊を展示する。
運動体験プログラムは、英語の歌に合わせてダンスを楽しむ「親子deズンビーニ」(約25分、参加費500円)や理学療法士が教える体幹トレーニング(1,000円)、ヨガ・ピラティス体験(無料~1,000円)など。運動体験プログラムはメールでの事前申し込みが必要で、その他の体験は当日会場で順次受け付ける。
ステージでは、ゴスペルや昭和歌謡、ベリーダンス、相撲甚句、アコースティックライブ、シニアミュージカルなど、多彩なプログラムを展開。「IMAZAWA Cafe」では、布施のパン店「パネッテリーア オッティモ マッシモ」の協力で、ケーキセット、ホットドッグセット(以上500円)を提供する。
大田さんは「いろいろな物に興味がある人や、これから何かを始めたい人、大人が楽しそうにしているのを見せたいお父さんお母さんに来てほしい。こんな所にこんな施設があると知ってもらい、何かをやってみたいと思ってもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時30分~15時30分。入場無料。