近鉄布施駅近くの宝くじ売り場「布施ポッポアベニューチャンスセンター」(東大阪市長堂3)のスタッフらが11月20日、布施戎神社(足代1)で同21日に販売を始める「年末ジャンボ宝くじ」の高額当せんを祈願した。
10月27日に旧売り場から東へ約70メートルの場所に移設した同売り場。移転前の売り場から数えると1億円以上の当選が24本出ており、2021年の「ハロウィンジャンボ」では1等前後賞合わせて5億円、昨年の「サマージャンボ」では1等前後賞合わせて7億円が同売り場から出るなど、高額当せんの実績が多い。「福徳さん」「恵美須屋さん」「大冨さん」と、縁起の良い名前のスタッフが複数在籍することでも知られる。
毎年、年末ジャンボ発売前には、店の前に設置するジャンボ招き猫の「ふーちゃん」「むーくん」と共に、売り場スタッフが布施戎神社を参拝する。大安の20日にはスタッフと「ふーちゃん」「むーくん」が商店街を練り歩きながら布施戎神社に向い、高額当せんを祈願した。
大阪府内で同売り場を含む58店の宝くじ売り場を運営するオーエルシー船場支店(大阪市中央区)の村木直之支店長は「この業界では売り場が移転すると売り上げが落ちることが多いが、特にそういったこともなく混乱もない。最近は宝くじを購入する人が一粒万倍日やダブル開運日などの情報をよく知っているので、2016(平成28)年以来の4連続一粒万倍日と大安が重なる12月8日は多くの人が来てくれるのでは」と期待を寄せる。
営業時間は10時~19時。年末ジャンボ宝くじの販売は12月22日まで。同売り場では30枚以上の購入者に祈祷(きとう)を受けた絵馬を進呈する。