プロゴルファーの仁井優花選手が東大阪市の「愛はぐくむ子どもスクラム基金」に100万円を寄付し、1月18日、野田義和東大阪市長から感謝状が贈られた。
東大阪市出身・在住の仁井選手は6歳からゴルフを始め、2021年11月には19歳でプロテストに合格。昨年10月に行われた樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメントでは2位タイの成績を残し、昨年度の賞金ランキングは28位になるなど活躍した。
仁井選手が寄付をした「愛はぐくむ子どもスクラム基金」は、子どもの安全対策や地域ぐるみで子どもを育成するまちづくりを推進するため、2005(平成17)年に開設。中学生の近畿大会や全国大会、国際大会の遠征にかかる費用にも活用されており、仁井選手は全国中学校ゴルフ選手権の全国大会に出場した中学1年から遠征費の補助を受けた。
野田市長から感謝状を受け取った仁井選手は「中学生の時に全国大会に出ることになり、東大阪市からたくさん補助をいただいた。私もプロになって、これからプロを目指す子どもや競技をしている子どもを少しでも応援できたらと思って寄付をした。私自身しっかりと成績を残し、毎年寄付できるよう頑張りたい」と話す。寄付金は、全国大会などへの出場補助事業など、クラブ活動推進に活用される。
自身の昨シーズンの成績について、「シーズン最初の目標はシード権獲得だったので、それを達成できたのは良かったが、初優勝できなかった点は課題。今年は初優勝を目指したい」と仁井選手。「今年は海外の試合にも挑戦したいので、予選会を突破できるようにしたい。出場するチャンスがあれば、しっかりと成績を残したい」と意気込む。