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東大阪市花園ラグビー場で「二十歳の記念式典」 グラウンドで記念撮影も

市花園ラグビー場で行われた「二十歳の記念式典」

市花園ラグビー場で行われた「二十歳の記念式典」

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 東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で1月9日、「令和5年二十歳(はたち)の記念式典」が行われた。

20のバルーンを持参して記念撮影

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 東大阪市では、新型コロナウイルス感染症対策として2年前から花園ラグビー場で式典を行っている。昨年までは「成人祭」の名称で式典を行っていたが、昨年4月の改正民法施行に伴い「二十歳の記念式典」に名称を変更した。今年の対象者は5037人で、約2500人が同式典に参加した。

 オープニングでは、式典参加者が生まれた2002(平成14)年から昨年までのニュースや流行したものなど、20年を振り返る映像が流れた。

 野田義和東大阪市長は「これから長い長い人生の中にあって、当然さまざまなことが起きるが、どんな環境であったとしても自らの力で幸せになれる、そんな力、エネルギーをこれから日々の生活の中で養って、自分自身のものとしていただきたい」とメッセージを送った。

 参加者代表による「二十歳の誓いのことば」は、プロゴルファーの仁井優花さんと2022年北京冬季オリンピックのスピードスケート・ショートトラックに出場した阪南大学2年の宮田将吾さんが行った。

 昨年からプロゴルファーとして活躍する仁井さんは、2歳のころに父親のゴルフの練習についていき、小さなゴルフクラブを買ってもらったことがきっかけで小学生のころにはオリンピックで金メダルをとることが夢になったという。「これからも決しておごることなく、感謝を忘れず、日々精進して、皆さんに少しでも恩返しができるように頑張っていきたい」と宣言し、式典終了後には「身の引き締まる思い。3月から試合が始まるので、子どもたちに憧れられるような存在になりたい」と笑顔を見せる。

 宮田さんは「競技生活を通して伝えたいことは、挑戦し続けること。挑戦し続けることで私たちは成長することができる。挑戦できているか確かめたい時は、成功が多い人生か、失敗が多い人生か、自分に問いかけてほしい。挑戦している人は失敗が多くなるが、最終的に目標を達成することができれば、失敗は無駄にはならない。これらの経験を通して、責任感や使命感といった大人としての自覚を高め、社会に貢献できる人間になって、これまで支えていただいた方々に恩返しをしていきたい」と誓った。

 式典終了後は、グラウンドの一部をフォトスポットとして開放した。参加者は、再会した友人たちと記念撮影を楽しんでいた。

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