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東大阪市東部エリアで「まいどトライド」運行開始 LINEと電話で配車依頼

9月3日に行われた「まいどトライド」出発式の様子

9月3日に行われた「まいどトライド」出発式の様子

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 東大阪市が9月4日、市内東部エリアでライドシェアサービス「まいどトライド」の運行を始めた。

「まいどトライド」に使用する車両

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 東大阪市が事業主体となり、運行管理は大阪バス(東大阪市高井田中)、ライドシェアアプリ「MITT」の開発・運用をシカク(東京都渋谷区)が行う同サービス。瓢箪山、枚岡、石切など、東大阪市内東部エリアに設けた乗降スポット間をLINEや電話での配車依頼に応じてAIがルートを設定し、運行する。運行車両は電気自動車2台で、1台4人まで乗り合いでき、利用者は100カ所の乗降スポットで乗り降りができる。

 9月3日に東大阪市旭町庁舎で行われた出発式で野田義和東大阪市長は「東エリアには坂があり、住民に高齢の方も多く、気軽に乗れる公共交通をなんとかできないかという多くの声をいただいていた。この地域では民間事業者による乗合型タクシーが運行していたが、採算面で継続ができず、今回、自治体版ライドシェアというスキームで運行をしようと取り組みを始めた。都市部の交通空白地帯における自治体版ライドシェアの成功事例を市民の皆さまと一緒に作っていきたい」と話した。

 利用方法は、スマホで「MITT公式LINE」を友達追加し、トーク画面のメニューから、乗車地点、降車地点、乗車人数を設定し依頼する。同サービスでは即時配車のみ可能。電話での配車もできる。

 運行時間は、祝日と年末年始を除く月曜~金曜の9時~18時。運賃は現金払いのみ、中学生以上=500円、小学生=250円、未就学児=同伴の中学生以上1人につき1人無料、2人目からは1人250円。

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