プロ野球ドラフト会議が行われた10月22日、近畿大学(東大阪市小若江3)体育会硬式野球部の宮原廉投手が中日ドラゴンズから1位指名を受けた。
東大阪キャンパスではパブリックビューイングが行われ、プロ野球志望届を提出した宮原投手とともに、松丸文政監督や野球部員、一般学生が会場で見守った。1位指名で中日ドラゴンズ(以下、中日)は青山学院大学の捕手・渡部海選手を指名したが、東北楽天ゴールデンイーグルス(以下、楽天)と競合し、楽天が交渉権を獲得した。2度目の1位指名で中日は宮原投手を指名。同じく、1位指名で交渉権を逃した千葉ロッテマリーンズも宮原投手を指名し、会場では大歓声が沸き起こった。くじ引きの結果、中日が交渉権を獲得した。
宮原投手は広島県広島市出身。崇徳高校卒業。身長182センチ、体重90キロ。右投げ・右打ち。大学通算41試合に登板し、15勝5敗。防御率1.89。近畿大学からドラフト1位指名選手が出たのは、2020年に4球団から指名を受けた佐藤輝明選手以来6年ぶり。
近大・松丸監督は「高い評価をしていただいた中日ドラゴンズに感謝している。宮原は大学4年間で調子の良しあしもあったが、その中でも地道な努力を積み重ね、このような高い評価をいただき、私自身もうれしく思っている」と振り返る。
宮原選手は「4年間、ここで指名されることを目標にやってきたので素直にうれしい気持ち。チームメートが喜んでくれたのもすごくうれしかった。中日は投手の層が厚いので、自分もその中に食い込めるように頑張っていきたい。先発にこだわり、2桁勝利を目標にやっていきたいし、チームの優勝に貢献できるようなピッチャーになりたい。プロの世界は厳しい世界だと思うが、今までやってきたことを信じてこれからも謙虚に自分らしく頑張っていきたい」と意気込む。