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食品メーカー・ダイショーが「石切風おでん用つゆ」 スーパー万代で販売

石切参道商店街から最も近い万代新石切店の店頭(10月22日撮影)

石切参道商店街から最も近い万代新石切店の店頭(10月22日撮影)

 石切参道商店街(東大阪市東石切町3)のご当地フード「石切おでん」をイメージした「石切参道商店街 大根がおいしい石切風おでん用つゆ」が現在、スーパー「万代」全店で販売されている。

石切参道商店街ウェブサイトへの二次元コードや「石切おでん」をPRするPOPを掲示

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 タレや鍋スープなどを製造する調合調味料メーカー「ダイショー」(東京都墨田区)が開発した同商品。同社量販一課の大谷友里子さんは「残暑が長引き、鍋スープが売れる時期が遅くなる中、鍋より早い時期に売れ始めるおでん用つゆの新商品数種類を試作して提案した。子どもの頃、石切参道商店街に遊びに行った際におでんがあった話をしたところ、石切おでんを広めれば地域活性化につながるのではと、東大阪に本社を構える万代のご担当者と盛り上がった」と振り返る。

 「石切おでん」は、石切劔箭神社(東石切町1)に病気平癒のご利益を求めて多くの人が参詣に訪れるため、体を切ることを想起させないようタコや牛すじなどの切り身を入れないおでんで、店頭の丸鍋で炊いて販売しているのが特徴。日本の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため文化庁では、地域で世代を超えて受け継がれ長く愛されてきた食文化を「100年フード」として認定しており、石切おでんは2024年度の「近代の100年フード部門〜明治・大正に生み出された食文化〜」に認定されている。

 参道にある商店街では現在6店が石切おでんを販売しており、「6店のおでんをテイクアウトして食べ比べたところ、それぞれの店でこだわりがあり味は違うが、練り物から出るだしが利いた甘めの味わいという共通点があったので、それをベースに開発を進めた。だしが利いて甘みがあるという『石切おでんらしさ』を大事にしながら、家庭で親しみやすい味になるよう設計を考えた」と大谷さん。試作品を6店に持ち込み「この味なら」と全店から賛同を得たという。

 パッケージに記載する材料や調理法は、石切おでんを参考にしながら、消費者がレンジで簡単に作れる方法や、店がこだわるジャガイモを丸ごと入れる点などを記載し、撮影した商店街の写真や石切おでんの説明なども載せた。

 万代農産部の西村昌也さんは「9月29日から万代全170店で販売しており、参道から近い店の反応はすさまじい。鍋・スープのカテゴリーで、2位商品の2倍以上の差をつけて売り上げは1位。今は東大阪の店舗を中心に売れている状況だが、万代は神戸や和歌山、奈良にも店があるので、石切おでんを知らない人にも商品を通じて魅力を広め、石切に足を運んでもらえるきっかけになれば」と話す。

 価格は750グラム入り(3〜4人分)=321円。

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