近鉄大阪線・長瀬駅から近畿大学に続く、通称・近大通り周辺で9月10日・11日、第2回「長瀬酒バル」が開催される。
1995年、ショットバー「リバプール」(東大阪市小若江2、TEL 06-6725-1653)をオープンした網野修一さん。近大通りの南側、住宅が多く並ぶエリアの2階に店を構え、10年後に1階に店を移転。当時は学生の客が多く、商店街は夜でも人が多かったが、時代の移り変わりとともに客層にも変化が見られ、現在では地域の客が増え学生の来店は減ってきたという。
客層の変化に合わせ、新しい層を掘り起こそうと網野さんは近隣の交流のある店に声を掛け、2014年7月に1回目のイベントを開催。「お客さんと近くコミュニケーションが取れるのがいいところ。バーの良さや接客を体験してもらいたい」と10店舗を集め、バルイベントを開いた。
普段の来店客は「いったん家に帰ってから来るという人や、仕事帰りに家の近くまで戻ってきて最後に1杯飲んで仕事モードから切り替えるという人が多く、30代サラリーマンで近所に住む男性が多い」というが、前回のイベント開催時は「布施や八戸ノ里あたりから来店した人や女性の2人客、気になっていたが入りにくかったという人が多かった」と話す。
今回の参加店は、スタンディングバー レモンハート(菱屋西1)、ショットバー オランチョ(同)、カリーバー カフェ7mm(西上小阪)、カジュアルワインバー ミスティーク(小若江1)、焼鳥キッチンバー キャンパスライフ(西上小阪)、おでん酒庵 飛鳥(小若江1)、ショットバー リバプール、ダイニング居酒屋 ウッドヴィレッジ(小若江2)の8店舗。
イベント開催日は、一品とドリンクメニューをセットにした「長瀬酒バル限定メニュー」を各店で用意し、各店とも通常1,000円相当のメニューを500円で提供する。チケットの購入などはなく、参加には同イベントのチラシの提示が必要。チラシの設置場所はフェイスブックページで確認できる。
「前回は想像以上にお客さまが多く、機械的な接客になってしまった部分もあった。地元の人と学生、店主が楽しく会話をするのがこのあたりの店の特徴。今回はスタッフを増やすなど工夫し、ゆっくりしてもらいたい」と網野さん。
営業時間は店舗により異なる。