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大阪府内全域で「大阪880万人訓練」 災害時に向け備えて

大阪モード学園の学生がデザインした「大阪880万人訓練」のチラシ

大阪モード学園の学生がデザインした「大阪880万人訓練」のチラシ

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 大阪府内全域で9月5月、地震発生を想定した「大阪880万人訓練」が行われる。

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 府民の一人一人が事前に考え行動し、訓練後に命を守る行動ができるかを再確認するために行う同訓練。今年で5回目を迎える。

 当日は、11時に南海トラフ巨大地震が発生したと想定し、館内放送や屋外スピーカーで知らせるほか、携帯電話各社のエリアメール、緊急速報メール、おおさか防災ネットの防災情報メール、Yahoo!JAPAN防災速報などを使い、11時3分ごろに大阪府内にある携帯電話に向け、訓練開始の合図として一斉メールを配信する。機種や設定により受信しない場合もあるが、マナーモードにしていても強制的に鳴動するため、携帯電話が鳴ってはいけない場合はあらかじめ電源を切るよう呼び掛けている。

 府のメール一斉配信に続き東大阪市では11時7分ごろ、地震発生後に火災が発生したという想定で、エリアメール・緊急速報メールを市内の携帯電話に向け送信。メール内容は、「大阪880万人訓練の訓練通報です。東大阪市で発生した火災が拡大しています。近くの広域避難場所へ避難してください。DISASTER DRILL実際の災害時には、身の安全を確保し、適切な情報に基づき避難してください。 東大阪市」。

 東大阪市危機管理室担当者は「生駒断層があるので直下型地震の可能性もある。地震発生時にはエリアメールを配信するので、これを機会に災害時に向けて備えてもらえれば」と話す。

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