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東大阪市で市制施行50周年記念式典 関フィルによる記念コンサートも

市制施行50周年記念式典の様子

市制施行50周年記念式典の様子

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 東大阪市立総合体育館・東大阪アリーナ(東大阪市中小阪4)で2月1日、市制施行50周年記念式典が行われた。

功労者を表彰

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  1967(昭和42)年2月1日に、布施、河内、枚岡の3市合併により誕生した東大阪市。1969(昭和44)年には、全国で15番目の人口50万人都市となった。

 式辞で野田義和東大阪市長は「先人たちがつくり上げた東大阪市の進むべき道を見据え、切り開いていくことこそ、市長という立場にある私に課せられた重責であるとあらためて実感している」とあいさつ。「市民の誰もが本市に対する誇りや愛着と夢を持って暮らせる街となるよう、引き続き仲間とともに進める街づくりに全身全霊をささげることを誓う」と結んだ。

 市内の若宮保育園を卒園し、小学3年まで枚岡東小学校で学んだという京都大学iPS細胞研究所所長で名誉市民の山中伸弥さんはビデオメッセージで、「父親が小さなミシンの部品を作る工場を経営しており、私もすぐそばで育ち、いつも父の働く姿を見ていた。東大阪の誇る中小企業の高い技術力、その心、それが私の中にもずっと生き続けており、そのことを誇りに思っている」といい、学生時代にしていたラグビーに触れ、「2019年のラグビーW杯が近づいてきた。花園ラグビー場で世界のトップ選手の活躍を直接見られると思うとワクワクしてとても楽しみ。大会の成功を心よりお祈りしている」と話した。

 式典では、市政の発展や社会福祉の増進、住み良い街づくりなどに尽力した有功者3人、市政功労者1628人、善行者251人の表彰も行った。

 第2部では、2015年に同市と「文化芸術のまち推進協定」を締結した関西フィルハーモニー管弦楽団のメンバーが9曲を披露する記念コンサートを行い、式典に花を添えた。

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