近鉄奈良線・瓢箪山駅北側の商店街「サンロード瓢箪山」(東大阪市本町)で2月10日、「ひょうたん干支(えと)みこしパレード」が行われた。
瓢箪山稲荷神社(瓢箪山町)で2月最初の午(うま)の日に執り行われる初午大祭の時期に行う同パレード。商店街が企画し、地域の小学校や幼稚園に声を掛け、2006年に1回目を行った。3回目からは、ヒョウタンをベースにその年の干支に合わせて小学校や幼稚園でみこしを装飾。12回目の今回は、それぞれ鳥をモチーフにした装飾を施した。
パレードは午前と午後の2回行われ、午前の部には縄手北幼稚園の年中・年長クラスと縄手北小学校3年生の児童が参加。縄手北幼稚園は、カラフルなヒョウタンが並べられた台に鶏とひよこをモチーフにした造形物を飾り、縄手北小学校は大きなヒョウタンのベースに鳳凰(ほうおう)を取り付け、児童らの夢や目標が書かれた羽を付けた。
縄手北幼稚園の園児らは、そろいの法被姿、縄手北小学校の児童らは、はちまきを巻き、園児らは「ひょうたんみこしだ!ワッショイワッショイ」、小学生らは「初午みこしだ!ワッショイワッショイ」と元気のいい掛け声とともにみこしを担いで商店街内を練り歩き、商店街を活気付けた。
パレードで担いだみこしは4月末まで、商店街のアーケード内に展示する。