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東大阪・旧河澄家で「端午の節句展」 地域住民寄贈の五月人形やこいのぼり飾る

五月人形を展示

五月人形を展示

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 東大阪市指定文化財の旧河澄家(東大阪市日下町7、TEL 072-984-1640)で4月18日、企画展「端午の節句展」が始まった。

土間の吹き抜けにはひごいを飾る

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 昨年に続き、端午の節句に合わせて開く同展示。建物の外には吹き流しや大きなこいのぼりを飾り、土間の吹き抜けではひごいが泳ぐ。居室部分には、近隣の家庭から「子どもが成人して飾る機会がなく、ここで飾ってもらえれば」と寄贈された五月人形を展示。昨年の展示を見て「うちのも飾ってもらいたい」と持ち込んだ人もいるといい、かぶと飾りや、よろいかぶと、びょうぶ、弓太刀、トラや馬の人形などが並ぶ段飾りなど、今年は7点の五月人形を飾る。奥座敷の「棲鶴楼」には、代々河澄家に受け継がれてきたよろいかぶとを展示。

 4月23日には、紙コップにこいのぼりの装飾を施し、けん玉遊びができる「けん玉こいのぼり」を作るイベントを開く。開催時間は10時30分~11時30分と13時30分~14時30分の2回で、定員は各回30人。対象は3歳以上で参加無料。申し込みは電話とホームページで受け付ける。

 学芸員の松澤加弥さんは「最近は大きなこいのぼりを飾る家庭が少ないからか、こいのぼりを見に学校帰りの児童が立ち寄ってくれる。この機会に五月人形についても知ってもらえたら」と話す。

 開館時間は9時30分~16時30分。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館無料。5月5日まで。

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