石切劔箭(いしきりつるぎや)神社(東大阪市東石切町1、TEL 072-982-3621)修練館で10月22日、「石切劔箭神社刀剣講演会 刀剣を語る」が開かれる。
10月21日・22日に執り行われる秋季大祭は五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する祭典で、太鼓台が町内を練り歩いて宮入りし、境内は多くの人でにぎわう。同神社では4月の春季大祭と10月の秋季大祭に宝物館を一般公開している。
同神社宝物館には「石切丸」「小狐(こぎつね)丸」などの刀剣や銅鏡、古文書などが所蔵されており、2015年春の宝物館公開あたりから従来の刀剣ファンや古代史ファンに加え、オンラインゲーム「刀剣乱舞-ON LINE-」ファンと見られる女性の来館が増えている。
今回の宝物館公開に合わせ同神社では、「刀剣をご覧いただくだけでなく、奉納された刀剣への理解を深めていただきたい」と講演会を初企画。2010年に九州国立博物館の金工分野担当アソシエイトフェローとして着任し、2012年に京都国立博物館、2016年に東京国立博物館研究員に着任した、刀剣の特集陳列なども手掛ける末兼俊彦さんを講師に迎え、同神社所蔵の刀剣をテーマに講演会を開く。
開催時間は13時30分~15時30分。入場料は1,000円(崇敬会員は会員証提示で無料)。定員は先着200人。当日7時30分から崇敬会館で受け付ける。宝物館の公開は21日・22日の9時~16時。