近鉄奈良線・河内小阪駅周辺で11月1日から1カ月間、商店街の店主らが講師となり講座を開く「得する街のゼミナール 小阪くらしの大学(通称=まちゼミ)」が行われる。
商店街の店と店の人を知ってもらおうと2013年春から、春と秋の年2回開いている同イベント。店主や店舗スタッフが各店の特色を生かし、生活に役立つプロの技や情報を教える。前回は21店が23講座を開き、277人が参加。前回の参加者は「リピーターがわずかに多いが直近2回の開催に比べて初参加が大幅に増え、40~60代と10代以下の子どもの参加が多かった」という。
今回は19店が参加し25講座を開講。補聴器の相談や試聴体験ができる吉田勝恵商店(小阪2)が初参加し、大阪商業大学 アミューズメント産業研究所(御厨栄町4)の子どもから大人まで楽しめる将棋体験「どうぶつしょうぎ」や、リカージャム小阪(小阪本町1)のボージョレ・ヌーボーと料理を楽しむ講座、夫婦やカップルで学ぶペペロンチーノ サルト(菱屋西3)の「ご夫婦で学ぶネクタイのあれこれ」など、幅広い講座をそろえる。前回人気があったというBella.フェイシャルボディサロン(菱屋西3)の「ゆるふわリンパで健康に美しく!花粉症対策つき」や、ほぐし処(どころ)りせっと(小阪本町1)の機能改善ストレッチやハンドトリートメント講座も開く。
小阪まちゼミの会のまねき(小阪本町1)の平塚隆司さんは「小阪には魅力的な店がたくさんあるので、まちゼミをきっかけにお店や店主のことを多くの人に知ってもらえれば」と気軽な参加を呼び掛ける。
受講無料(教材費・材料費が必要な講座もあり)。講座内容や申し込み方法はホームページで確認できる。現在申し込み受け付け中。