東大阪市異業種交流グループ「創遊夢(そゆうむ)」(東大阪市加納3・駒林鉄工所内、TEL 072-960-0158)が現在、石切の洋菓子店「シェ・アオタニ」(西石切町1)とコラボしたクリスマスギフトボックスを販売している。
「遊び心を持ってアイデアを出し合い、独創的な商品を作り出し、夢の実現を目指す集団」をコンセプトに、市が異業種連携でものづくりを進めようと公募し1997年に誕生した同グループ。一時は商品開発を休止していたが20周年を迎えた今年、「社会の役に立つことをしながらちゃんと利益が出て、刺激になりそれぞれの本業がよくなることをしよう」と方針を定め、商品作りを再開した。
今回販売するクリスマスギフトボックスは、同グループ会員企業で段ボールケースや印刷紙器などを手掛けるマツダ紙工業(衣摺5)が、「ものづくりのまち、ラグビーのまち東大阪を盛り上げるコト作りがしたい」とラグビーボール型貯金箱パッケージを開発したことがきっかけ。パッケージを洋菓子店に販売したが別売りのギフトボックスとして扱う店が多く、「付加価値を付けるために開発したのに別売りでは意味がない」と、市内人気店の「シェ・アオタニ」に話を持ち掛け、同店の菓子を詰め合わせたオリジナルギフト商品として同グループで販売することを決めた。
同店とのコラボは昨年のクリスマスに始まり、バレンタイン、ホワイトデーにもコラボ商品を販売。今回は、同店の焼き菓子を詰め合わせて、1,200円、1,500円、2,000円、3,000円、5,000円の5種類の商品を用意した。
マツダ紙工業の松田和人社長は「すべて小物入れなど2次利用できるうれしいパッケージ。コト作りで多くの人に、おいしい洋菓子店のお菓子を食べてもらいたい」と話す。
各商品数量限定販売。注文は電話とファクスで受け付ける。注文窓口はマツダ紙工業。