近鉄奈良線・河内小阪駅近くに12月8日、「23C(ツースリーシー) Cycle Life Shop」(東大阪市小阪本町1、TEL 06-4980-0520)がオープンした。
以前はセレクトショップの販売スタッフをしていたという店主の角田貴章さん。「自転車はファッションの一部」という流れがあった頃から自転車に乗るようになり、自転車の販売や整備を手掛ける職場に籍を移した。その後、「アパレルと自転車、両方の経験を生かせる仕事がしたい」と思うようになった角田さんは独立を決意し、小阪や八戸ノ里周辺で物件を探し、学校があり駅からも近い住宅街に店舗を構えた。
「Cyclelifeを日常に」をテーマに掲げる同店は、18坪の店内に、ロードバイク、クロスバイク、ミニベロなど、車体10数台が並ぶ。「洋服を着る感覚で楽しんでもらえることが一番。おしゃれで高すぎないものを選び、女性や中高生も乗れるサイズもそろえている」と、5万円~10万円程度の自転車を選んだ。パーツ類もそろえ、自転車の修理やカスタムも行う。
通勤服に合わせやすいデザインのヘルメットやスポーティーすぎないメッセンジャーバッグ、スニーカー、自転車キャンプツーリングに持って行きやすい小型のコーヒーミルやオリジナルブレンドのコーヒー豆なども販売。「アパレルも家具店もそれだけ扱うのではない店が増えた。自転車屋もそうでなくてもいいのでは」と、指輪やピアスなどのアクセサリーも扱い、今後はアパレル商品もそろえていくという。
「自転車にあまり興味のない人も、入ってきて何か発見があれば。自転車を普段使いに気軽に取り入れてくれる人が一人でも増えれば」と角田さん。「今後は軽いツーリングや他店と共催するキャンプなどもしていきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~19時。