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東大阪市役所で防災啓発イベント 自助と共助、考える機会に

東日本大震災で被災した南三陸の震災前、震災直後、震災発生後3年の様子をパネルで紹介

東日本大震災で被災した南三陸の震災前、震災直後、震災発生後3年の様子をパネルで紹介

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 東大阪市役所本庁舎1階ロビーで3月9日、防災啓発イベント「3.11を忘れない!~つながる・そなえる・支え合う~」が行われた。

津波の高さを体感することができるタペストリー

 東大阪市危機管理室と市社会福祉協議会災害ボランティアセンターの共催で2013年から開く同イベント。当初は復興応援イベントとしていたが、震災発生から7年を迎え、震災の記憶や教訓を風化させないためのイベントとして開く。

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 会場では、東日本大震災の状況を思い出し、自助と共助について考えてもらおうと、展示や体験イベントを企画。吹き抜け部分にはボランティアスタッフが作ったタペストリーを掲示し、高さ16.7メートルの津波を体感することができるようにした。

 当時の状況を伝えるものでは、DVD「テレビカメラがみた東日本大震災」の上映や、南三陸の震災前、震災直後、震災発生後3年の様子を伝えるパネルを展示。

 災害発生時に備える体験コーナーでは、避難所などで約3分で組み立てられる段ボール製の簡易ベッドや非常用トイレ組み立て、新聞紙で作る防災スリッパやチラシとビニールを使った非常時用のコップ作り、身近なものを使った応急手当ての体験などを行う。大阪府立城東工科高校の学生ボランティア「城工房」が市内企業の技術指導を受けながら製作した炭火調理器の紹介や防災グッズの展示も行う。

 知的障害のある子どもの親で構成する「東大阪市手をつなぐ育成会」では、まず自助が大事だと、障がい者や高齢者のための防災マニュアルやSOSカード、災害時お役立ちノートを作成。同時に地域や身近な人同士で助け合う共助のため、障がい者の特性や接し方などをまとめたパネルも展示した。