見る・遊ぶ

東大阪市、花園ラグビー場改修状況を報告 10月にオープニングイベント

バックスタンドと新設した照明

バックスタンドと新設した照明

  • 244

  •  

 東大阪市が4月19日に会見を開き、東大阪市花園ラグビー場の改修状況と10月のオープニングマンスイベントを発表した。

改修工事中の北側スタンド

[広告]

 9月完了予定の改修工事では、北側の電光掲示板を撤去し700インチの大型ビジョンを設置予定で、ゴルフ場の打ちっ放しの跡が残っていた部分を撤去しスタンドに改修。1階部分はガラス張りの部屋とした。ライトは4機とメインスタンドに新設し、屋根は明るいベージュに塗り替える。メインスタンドの座席は背もたれ付きのセパレートシートで、6000席はカップホルダー付き。屋根の下にはVIPラウンジと貴賓室を設ける。バックスタンドもベンチシートからセパレートシートに変更し、青文字で「HANAZONO」と見えるよう設置した。「HANAZONO」の文字は東京からの飛行機で、上空から確認できるという。

 ラグビー場の南部分は公園側に13メートル出し、入り口すぐの正面に資料室、その隣に売店を設置予定で、入り口左手にはカフェが出店できるようにしているという。花園ラグビーワールドカップ2019推進室の栗橋秀樹室長は「女性や子どもが快適に過ごせることをコンセプトにした」と説明し、これまで和式しかなかったトイレも洋式に変える。

 野田義和東大阪市長は、13日の安倍晋三首相の花園ラグビー場視察報告と改修記念事業を発表。「12会場の中で初めに視察され光栄。工事中の段階での訪問で、花園の持つ意味を理解いただいている」と安倍首相の訪問を報告した。

 市では、10月を同ラグビー場のオープニングマンスと位置付け、イベントを企画。10月14日には、完成後のラグビー場を一般公開。イベント「ラグビーのまち東大阪の夕べ」と同時開催し、市民やラグビーファンが自由に入れるようにするという。ワールドカップではアメリカ-トンガ戦が同ラグビー場で行われることから、同イベントではアメリカ領事館協力の下、「アメリカンデー」を開催する予定で、ブース出店などで調整中。こけら落としは10月26日の日本代表戦で、同ラグビー場初のナイター開催を予定する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース