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東大阪の宮本順三記念館「豆玩舎ZUNZO」で開館20周年記念コンサート

宮本順三記念館「豆玩舎ZUNZO」開館20周年記念コンサートの様子

宮本順三記念館「豆玩舎ZUNZO」開館20周年記念コンサートの様子

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅前の宮本順三記念館「豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6725-2545)で6月23日、開館20周年記念コンサート「デュオ夢乃の楽しい音楽会」が開かれた。

子どもたちの質問で場が和やかに

 同館は、グリコのおもちゃデザイナーで画家の宮本順三さんが手掛けたおもちゃや絵画作品、海外で収集した民族文化資料などを展示する玩具博物館。1998年4月1日、宮本さんの83歳の誕生日に開館した。絵画教室や工作教室、親子茶道教室など、アートや伝統文化、ものづくりに関する教室も定期的に開く。

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 今年1月には、同館に隣接するスペースを市内外の多世代が集う文化施設・社会教育の場となるよう整備し、「文化の駅」としてリニューアルオープン。東大阪市内の出来事と宮本さんの生涯をまとめた年表を展示し、市内ものづくり企業のおもちゃや工作キットを中心に展示販売するミュージアムショップを運営する。

 今月23日は、ニューヨークを拠点に活動するデュオ夢乃のチェロ奏者・玉木光さんと、箏(そう)・三味線奏者の木村伶香能さんを招いた記念コンサートを開いた。玉木さんの祖父はミニチュア凧の製作者であり凧と浮世絵のコレクターで、母は宮本さんの画集の英訳に協力するなど、ともに生前の宮本さんと親交があった。

 記念コンサートでは、「セロ弾きのゴーシュに出合って6歳の時にチェロを始めた」という玉木さんのソロ、サン=サーンスの「白鳥」に始まり、チェロについて紹介。続いて木村さんが三味線で「さくらさくら変奏曲」を演奏し、観客とともに合唱した。全6曲を演奏し終えた後は、子どもたちから「三味線にはなぜ象牙を使うの?」「手は痛くならないの?」「初めて弾けるようになった曲は?」などの質問が飛び出し、観客らは演奏者との触れ合いを楽しんだ。

 現在、同館では20周年記念企画展「みんなで支えて20年」、ギャラリーでは宮本さんの1960年~1970年代のスケッチ画を集めた「世界を旅して~ZUNZOスケッチ画」展を開催している。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入館料は、4歳~中学生=200円、高校・大学生=300円、一般=500円。