東大阪経済新聞の2018年上半期PV(ページビュー)ランキングは、ジャパンラグビートップチャレンジリーグ・近鉄ライナーズの新加入選手発表の記事が1位に輝いた。
近鉄ライナーズは1929(昭和4)年創設の歴史あるチームだが、2017年度は4勝9敗、総合順位決定トーナメントで16位となり、下部リーグのトップチャレンジリーグに降格した。立て直しを図る同チームは実績のある選手を中心にバックスを補強しようと、8人を新しく招き入れた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 近鉄ライナーズ、新加入選手を発表 実績あるバックス中心に補強(4/5)
2. 東大阪・近畿大学近くに「アナログゲームカフェ1306」 ボードゲーム250種以上(4/25)
3. JRおおさか東線「衣摺加美北駅」で開業前の見学会 シンボルカラーは露草色(3/12)
4. 大阪府立中央図書館で展示「模型鉄道の魅力」 関西の鉄道テーマに300両(4/3)
5. 「東大阪市民ふれあい祭り」開催へ モンスターエンジンの漫才も(5/9)
6. 東大阪で写真家・星野道夫特別展 アラスカの自然や動物など250点(2/1)
7. 東大阪市、花園ラグビー場改修状況を報告 10月にオープニングイベント(4/20)
8. JRおおさか東線「衣摺加美北駅」、開業前に駅舎見学会 参加者募集(1/23)
9. 東大阪市、「トライくん」LINEスタンプ発売 収益金はラグビーの普及・育成費に(1/5))
10. 東大阪のカレーパンショップMASARA、開店1周年 店主は元ラグビー選手(5/24)
2位には、近畿大学近くにオープンしたボードゲーム250種以上をそろえる「アナログゲームカフェ1306」の記事が続いた。3位と8位には、3月17日に開業したJRおおさか東線の新駅「衣摺加美北(きずりかみきた)駅」の開業前の駅舎見学会のリポート記事と参加募集告知記事がランクインした。同駅は難読駅名としても注目を集めた。4位には、大阪府立中央図書館で開催された「模型鉄道の魅力」展の記事。宝塚市在住の会社員・中司純一さんと長男の朔良さんの「親子鉄」の模型コレクションと鉄道写真を展示した。
7位には、ラグビーワールドカップ2019の開催に向け現在改修工事中の東大阪市花園ラグビー場の改修状況と10月のオープニングマンスイベントを発表した会見の記事、10位には、元近鉄ライナーズの選手が店主の「カレーパンショップMASARA」オープン1周年を伝える記事だった。
10月には市花園ラグビー場の一般公開と、こけら落としの日本代表戦、11月には「ゆるキャラグランプリ2018 in 花園」開催と、秋に大規模イベントを控える東大阪エリア。市内外から多くの来街が見込まれる中、観光地ではない東大阪の魅力を体感してもらおうと現在、体験型観光プログラム開発の動きが出ている。市外に向けて魅力を発信する機会となる今秋に向け、どのような「おもてなし」が用意できるか、市内各所の取り組みに注目していきたい。