近畿地方に7月5日に降った大雨で、東大阪市内では6日も避難勧告が出されている。
東大阪市では記録的な大雨により土砂災害の危険度が高まり5日19時、市内東部の3万3321世帯、7万3865人を対象に避難勧告を発令。市立小学校、中学校16カ所に避難所を開設している。東大阪市危機管理室によると、6日11時時点で人的被害は報告されていない。
大阪管区気象台の発表では、東大阪市内は継続して大雨・洪水警報、雷・強風注意報が発令中で、引き続き土砂災害、浸水に警戒を呼び掛ける。今後は、6日夕方にかけて激しい雨をもたらすが、夜は弱まる見込み。6日11時時点での7日の予報は、朝晩は曇りで9時~18時ごろには、所により雷を伴う激しい雨が降ることもあるという。8日は曇り一時雨。担当者は「浸水・洪水は今夜、注意に落とせる見込みで、土砂災害は7日にかけて警戒が必要。記録的な雨になっているので、気象台が発表する警報・注意報などの気象情報、市町村の発表する避難勧告など、常に新しい情報を確認してもらいたい」と話す。