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近畿大学生が産学連携商品「ぱいなんしぇ」販売 福祉施設と共同開発

近畿大学経営学部の学生と福祉施設「ハイワークひびき」が共同開発した「ぱいなんしぇ」

近畿大学経営学部の学生と福祉施設「ハイワークひびき」が共同開発した「ぱいなんしぇ」

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 近畿大学(東大阪市小若江3)経営学部の学生と福祉施設「ハイワークひびき」(高井田中1)が、パイナップル味のフィナンシェ「ぱいなんしぇ」を共同開発した。

 同商品の開発に携わったのは、コミュニケーション論を学ぶキャリア・マネジメント学科峰滝和典教授のゼミ生。マーケティングを学ぶゼミで商品企画から販売まで学生が行い、委託生産や販売場所の交渉などを通して実践的なマーケティング力を身に付けるとともに、利益を出すことを目標に取り組んでいる。今回は、賃金が低いといわれる福祉施設で働く障害者と産学連携に取り組み、福祉施設の事業支援につなげることを目指す。

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 参加するゼミ生は6人で、2月から商品企画を開始。欧風焼菓子の製造を手掛ける同施設の工房に味のイメージとデザインを提案し、3月に試作品が完成。予算をベースに素材を考え直すなどしながら4月に商品が完成した。活動資金は学内に相談室を設けるCAMPFIREのクラウドファンディングを活用。同大ではこれまで、クラウドファンディングで7つのプロジェクトの資金を調達しており、今回は18万3,500円の支援金が集まった。

 支援金は主に商品の仕入れに使い、今月14日・15日にはイオンモールりんくう泉南(泉南市)で学生が商品を販売。今後は広告や新商品の試作の費用などに充てるという。

 3年生の唐下侑真さんは「何度も試作を重ねてようやく完成した『ぱいなんしぇ』。私たちにとっては全てが未知だが、これをきっかけに販路拡大を目指して今後も活動していきたい」と話す。

 価格は1個140円。