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東大阪で「つくる+伝える」企画展 ものづくり企業とクリエーターの出会いの場提供

ものづくり企業とクリエーターのコラボ事例を紹介

ものづくり企業とクリエーターのコラボ事例を紹介

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 ものづくりビジネスセンター大阪「MOBIO(モビオ)」(東大阪市荒本北1、TEL 06-6748-1011)常設展示場で8月6日、「ものづくりに、いま必要な『つくる+伝える』企画展」が始まった。

8月3日のプレゼンの様子

 大阪府などが運営する府内ものづくり企業の総合支援拠点「MOBIO」と、大阪市都市型産業振興センターが運営するクリエーター支援拠点「メビック扇町」(大阪市北区)が共同で開催する同展。メビック扇町ではクリエーターによるシーズ発表会を開いているが企業がなかなか集まらず、昨年度からMOBIOに出向き、クリエーターがプレゼンテーションする機会を設けている。

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 昨年度は2回行い、今回はものづくり企業3社、クリエーター12組が参加する企画展へと発展。クリエーターの紹介だけでなく、ものづくり企業とクリエーターのコラボ事例も紹介する。

 展示に先立ち8月3日には、出展企業とクリエーターによるプレゼンテーションと交流会を開催。製缶・板金業の山田製作所(大東市)はカイゼン活動のため社内で作成した工程管理ボードを活用し、今井広告研究所とともに製品化した卓上タイプと自立式の管理ボードやダイアリー「パルフェ帳」、進捗(しんちょく)管理システム「ちょくレポ」を紹介。鍛造部品を手掛けるヤマコー(加納4)は、昔ながらの緑色のエアースタンプハンマーを白とオレンジに塗り替え、3Kのイメージのある鍛造をソフトなイメージに変える取り組みを発表した。

 鏡を製造する堀内鏡工業(大阪市)は、工業デザインなどを手掛けるBIG FIREWORKSとともに、年配の人が毛染めやウイッグをつける際にハンズフリーで使え、縦にも横にもできる3面ミラーを開発。美容部員の悩みを解決する折りたたみ式の鏡などを紹介した。

 ものづくり支援課製造業振興グループの平真一郎さんは「大阪には技術がある会社がたくさんあるが、世に出ていくにはクリエーターの力が必要。メビックさんと協力しつないでいけたら」、メビック扇町所長の堂野智史さんは「製造業とクリエーターはそもそも言葉も風貌も商慣習も違うし接点がない。つなげるためにこういう機会をたくさんつくっていきたい」と話す。

 開館時間は9時~17時(最終日は12時まで)。土曜・日曜・祝日休館。入場無料。8月31日まで。