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東大阪市役所本庁舎22階展望ロビー、「日本夜景遺産」に新規認定

22階展望ロビーからの夜景

22階展望ロビーからの夜景

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 東大阪市役所本庁舎22階展望ロビーが8月2日、一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京都)が認定する2018年度「日本夜景遺産」に新規認定された。

昼の風景

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 夜景評論家の丸々もとおさんが事務局長に就任し、2004年に発足した日本夜景遺産事務局が同年に始めた「日本夜景遺産認定プロジェクト」。日本各地に埋もれている美しい夜景を再発見・発掘し観光資源としての夜景をアピールするもので、優れた夜景とそれを鑑賞できる場所の関係性を後世まで残していく意味を込め「遺産」と付けている。

 同事務局では日本夜景遺産認定事業のほか、夜景ナビゲーターの養成や夜景による町おこしのサポート事業などを手掛けており、2012年6月に一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローを設立。夜景観光の普及・啓発活動を行っている。

 本年度は、全国5542人の夜景鑑賞士と自治体・事業者から100カ所以上のエントリーがあり、事務局と夜景検定1級有資格者の「夜景マイスター」の投票で14件を新規認定。分類には「自然夜景遺産」「ライトアップ夜景遺産」などがあり、同庁舎22階展望ロビーは、「幸せの丘ありあんす」(甲府市)、「スカイキャロット展望ロビー」(世田谷区)、「屋上庭園『KITTEガーデン』」(千代田区)とともに「施設型夜景遺産」に認定された。本年度の認定により夜景遺産地は全国236カ所になった。

 同展望ロビーは地上100メートルの高さから360度大阪の街を鑑賞でき、南西に近畿自動車道と阪神高速道路のハブとなる東大阪ジャンクションを見ることができる。夜になると高速道路の照明と車のライトで照らされ、近未来的な夜景が楽しめる。展望ロビーからの撮影は近隣住民に配慮し原則撮影禁止になっているが、南側展望ロビーから東大阪ジャンクション方面のみ撮影が可能。

 管財室の名部賢一さんは「ジャンクションを上から眺められるところは珍しいのでは」と言い、今年4月には新聞の無料で楽しめる夜景の特集に取り上げられ、以降、写真家からの問い合わせや同フロアにある市民ギャラリーの利用が増えているという。

 今後はフォトスポットの設置や撮影会なども検討し、「展望ロビーとして一般公開しているフロアで、眺望が楽しめるほかレストランもある。夜間にも市役所に来ていただきたい」と呼び掛ける。

 開場時間は9時~23時。入場無料。

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