NPO法人「おまけ文化の会」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6725-2545)が現在、「第10回サブローごまデザインコンテスト」の作品を募集している。
近鉄奈良線・八戸ノ里駅前の「宮本順三記念館 豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」の運営支援を目的に、地域での文化活動や絵画・工作教室などを開く同団体。理事長で折る刃式カッターを製造する「オルファ」創業兄弟の一人である岡田三朗さんが、「作ることの大切さを伝えたい」との宮本さんの思いに共感し、「サブローごま」を考案した。
「サブローごま」は、ビー玉と厚紙を組み合わせたものでデザイン面が広く、絵を描いたり、折り紙や立体造形物で装飾したりするなど、自由にデザインできるのが特徴。過去の応募者は、親子で参加する1歳児から92歳まで幅広い年齢層に加え、留学生やボストンチルドレンミュージアムの児童など地域もさまざま。「ゆめ」をテーマにした昨年は、テーマ部門と自由部門を合わせ338点の応募があり、なりたい職業や寝ている間に見た夢など、さまざまな「ゆめ」を表現した作品が集まった。
今年は、「遊ぶ・PLAY」をテーマにしたテーマ部門と自由部門の2部門で作品を募集。応募にはコンテスト用コマの費用を含む300円が必要。同館への持ち込みと郵送で受け付ける。開館日は館内にある道具や装飾パーツを使って作ることができ、9月16日にはフレスポ長田(長田中2)、9月24日には東大阪アリーナ(中小阪4)で開催される「小阪中校区まつり」のイベントで応募用のコマを作るブースを出店する。
同館の磯田武士さんは「コマ自体がバリアフリーで、手の不自由な子どもさんが入賞したこともあるし、言葉もいらないので外国人の応募もある。手を動かして自分の想像力で作って遊んでもらいたい」と話す。
開館時間は10時~17時。月曜、9月16日・24日休館。応募締め切りは9月24日。