近鉄・布施駅周辺で10月20日・21日、バルイベント「第6回布施えびすバル」が開催される。
「大阪府下有数の繁華街だった布施の飲食店を知ってもらってにぎわいを取り戻したい」と、飲食店経営者や布施の街が好きな利用客らが始めた同イベント。えべっさんの街・布施で行うことから、「食べる門には福来たる!」をコンセプトに掲げて参加店を集めるほか、当日はさまざまなイベントを展開する。
過去開催時に参加者から「1日では回りきれない」とリクエストが多かったことから、今年は初の2日開催に。「バルのにぎわいを見たことがない参加店の方も、1日はバル営業をして1日はバルの様子を見てもらうことができる」と、実行委員会の元光一倫さん。
今年は67店が参加し、20日は53店、21日は47店がバルメニューを提供。国産黒毛和牛と阿波尾鶏の鶏ぶしの炙(あぶ)り肉ぶっかけうどんと缶ビールを提供する「讃岐うどん加重」(高井田元町2)や、若鶏チキン南蛮とむねたたきネギまみれとドリンクをセットにする「じとっこ組合 大阪布施店」(足代新町1)、オリジナル世界のホットドッグとソフトクリーム、ドリンクの3点セットを提供する「SEKAI HOTEL」(足代1)など13店が初出店する。プログラムはこれまで大判のマップ形式で作っていたが、「イベント終了後もガイドブックのように使ってもらいたい」と32ページの冊子スタイルにした。
今年は同時開催のイベントも増やし、20日には医療現場で実際に使われている機器を使った薬剤師の仕事を体験できる「キッズファーマシー」をクレアホール・ふせ(足代北2)で開催。20時~21時には、沖縄の伝統芸能・琉球國祭り太鼓「エイサー」の練り歩きも行う。21日13時からは、野崎プロレスの協力による「布施プロレス」をクレアホール・ふせで初開催。商店街内に隠れる妖怪を探す「妖怪あつめ」や、2016年から開催するナイトフリーマーケットなど、多彩なイベントを用意する。
元光さんは「2日間の開催なのでどちらか来てもらってもいいし、できれば昼も夜も、土曜も日曜も目いっぱい楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
前売りチケットは5枚つづり3,000円(当日3,500円)。17日まで参加店で、19日まで近鉄百貨店東大阪店ギフトセンターで販売するほか、18日までネットで予約を受け付ける。使い残したチケットは11月4日まで、「あとバル」参加店で1枚500円の金券として利用できる。