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東大阪・旧河澄家で「祭礼展」 ミニチュア布団太鼓やだんじりなど40点

大阪型だんじりのミニチュア

大阪型だんじりのミニチュア

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 東大阪市指定文化財の「旧河澄家」(東大阪市日下町7、TEL 072-984-1640)で現在、布団太鼓やだんじりのミニチュアを集めた企画展「祭礼展」が開かれている。

岸和田型だんじりのミニチュア

 東大阪の祭りや、祭りに携わる人を知ってもらおうと、10月14日・15日に枚岡神社(出雲井町)で行われる秋郷祭、21日・22日の石切劔箭(つるぎや)神社(東石切町1)の秋季大祭に合わせ企画する同展。3回目を迎える今回は、大宮顕秀さんが収集するミニチュアだんじりをメインに、枚岡神社と石切劔箭神社に宮入りするミニチュア布団太鼓やパネルなど40点を集めた。

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 だんじりには「大阪型」と「岸和田型」があり、大阪型は舞台上で歌舞音曲を披露することを目的とする芸能目的のだんじり。大屋根の前部に御幣を建て、その下に獅子噛(しがみ)と呼ばれる獅子の顔の彫刻が施されているのが特徴。岸和田型は大阪型から派生したもので、いかに早く曳行(えいこう)できるかを目的に作られており、最大の見せ場である「やりまわし」用の梃子(てこ)が前後に付く。明治以前は城門をくぐる際にそのままでは通れなかったことから大屋根の高さを変えられるからくり構造となっており、現在のだんじりにもこの構造が残されている。

 石切地域と枚岡地域の布団太鼓のミニチュアは12台展示しており、同館の位置する日下の布団太鼓は新旧見比べることができる。日下の布団太鼓は2020年に新調する予定。石切4地区と枚岡9地区の布団太鼓とだんじりの写真パネルの展示や、昨年の石切劔箭神社秋季大祭の日下地区の映像上映も行う。

 「布団太鼓に比べだんじりは色は地味だが、本当に木なのかと思うぐらい彫刻に躍動感がある。だんじり1台に100カ所以上の彫刻が施されていてかっこいい」と同館学芸員の松澤加弥さん。「よく見ると違うところもたくさんあってハッとするので、大阪型と岸和田型を見比べてもらえれば」と話す。

 開館時間は9時30分~16時30分。月曜休館。入館無料。11月3日まで。