東大阪市経済部商業課が現在、グーグル社が提供するグーグルマイビジネスへの掲載店舗を募集している。
店舗紹介冊子作製や店舗用PRツールの製作、店舗経営者向けセミナーの開催などの商業者支援施策を行う同課。360°カメラを活用した支援策を模索する中、「MEO対策にもなり訪日観光客に向けてPRできるのでは」と、グーグル検索やグーグルマップに店舗情報を掲載するグーグルマイビジネスへの掲載支援事業を始めた。
支援内容は、同サービスに掲載する店舗外観や店内、商品の写真撮影や360°カメラによる店内撮影、店舗情報登録支援、活用方法の指導、アフターフォロー。先月から募集を開始し、10月18日、1回目の撮影が行われた。
「実店舗がある強みを生かすため、まずは検索上位に表示されることと入りやすい店作りだと思い、店内撮影がその第一歩と応募した」という、「酒のにしだ」(東大阪市岩田町5)の西田祥一さん。「これからはスタッフの写真を追加したり季節ごとの商品を掲載したり、より身近に感じてもらえる工夫をしていきたい」と今後の活用に向け意気込み、「なかなか商店街の店に入らない若い世代の人に来てもらえたらうれしい」と期待を寄せる。
応募条件は、市内で小売業、飲食業、個人向けサービス業を営む人で、360°カメラによる店内撮影に同意すること、インターネット環境が整っており、所有するパソコンやスマートフォンで基本的な操作ができることなど。
公募期間は来年1月31日まで。募集店舗数は30店舗。申し込み先着順。