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東大阪ブランドに新規4社6製品 落下時に自動でふた閉じるスマホケースなど

「東大阪ブランド」認定式の様子

「東大阪ブランド」認定式の様子

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 東大阪市役所で11月9日、「東大阪ブランド」認定式が行われた。

サンクレストの「CAT FLIP」と「サンフィルター バリ硬シリーズ 2度強化GLASS」

 東大阪市内で誕生した優れた製品を認定し、都市ブランドとして発信する「東大阪ブランド」事業。従来製品にはない付加価値・付加機能を有する「プラスアルファ製品」、プラスアルファ製品に該当する製品のうち他の追随を許さない「オンリーワン製品」、特定の市場でトップシェアを記録する「ナンバーワン製品」の区分があり、市長から委嘱されたデザイナーやバイヤーなど多様な委員で構成する認定審査委員会の審査を経て決定する。

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 同委員会は、スマートフォンのフィルターやアクセサリーなどを製造販売するサンクレスト(東大阪市南上小阪)の、スマートフォンを使用中に落としても地面に落ちるまでに自動的にふたが閉じ、画面を守る手帳型のスマートフォンケース「CAT FLIP」をオンリーワン製品に認定。同社は今回、ガラスを2度強化する技術で製造したスマートフォン用ガラスフィルム「サンフィルター バリ硬シリーズ 2度強化GLASS」でもプラスアルファ認定を受け、2製品が認定製品となった。

 学校体育用品やトレーニング器具を手掛ける淡野製作所(宝持1)は、1960(昭和35)年から製造販売を続ける「グラウンド用ライン引(2輪シリーズ)」で認定。パウダーの排出方法やメンテナンスを容易にするなど改良を重ね、50年以上のロングセラー製品を認定するプラスアルファ製品の「ヒストリー・プラス」に認定された。

 切削工具の専門商社・丸一切削工具(本庄西2)は、産業用機械や建設機械など、油圧を利用した機器の配管用プラグを差し込む受け口を加工する、自社ブランド「THE CUT」のシート面カッターで認定。コスト削減の要望に応え、独自の技術で刃の取り外しができるカッターを開発した。

 自動車用アルミホイールの企画開発、製造販売を手掛けるワーク(長田西4)は、デザイン性と安全性を兼ね備えたスリーピース構造のホイール「EQUIPシリーズ」と、雨天時に滞留水を排出する部材で特許を取得したホイール用排水フィン「WATER AVOIDER」の2製品がオンリーワン認定の「ファンクション・プラス」で認定を受けた。

 野田義和東大阪市長は「従来は東大阪ブランド推進機構で認定していたが、今は世界に向けて発信していくために市の認定になった。来年のラグビーワールドカップで花園で試合をする7カ国の大使と会い話をすると、ものづくりへの関心が高い。情報発信の面でサポートするので、第2、第3のブランド認定を目指してもらいたい」と激励した。

 今回の認定により、同ブランド製品は75社140製品になった。