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大阪樟蔭女子大学で絵本作家「tupera tupera」が講座 一般向け講演会も

「tupera tupera」の亀山達矢さんと「認定絵本士養成講座」を受講する33人の学生

「tupera tupera」の亀山達矢さんと「認定絵本士養成講座」を受講する33人の学生

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大阪樟蔭女子大学(東大阪市菱屋西4、TEL 06-7507-1472)で11月13日、絵本作家「tupera tupera(ツペラ ツペラ)」が講師を務める「認定絵本士養成講座」の授業がメディアに公開された。

くじで引いたイメージのゴリラの顔を作る

同大学児童教育学部では本年度から、国立青少年教育振興機構が認定する「認定絵本士」の資格を取得できる「認定絵本士養成講座」を開講。同講座は、認定絵本士の上位資格である「絵本専門士」を養成する同機構が、裾野を広げる目的で2019年に新設するもので、東日本では千葉敬愛短期大学、西日本では同大学のみで試行している。同機構が定めるガイドラインに基づく講座30コマ(50.5時間)の受講で認定絵本士の資格を取ることができ、認定後に実務経験を3年以上積むなどした後、絵本専門士に認定される道が開かれる。

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 同講座は児童教育学科の2年生と3年生を対象にしており、同大の教授や講師のほか、絵本の読み聞かせをする人や出版社、児童書をメインに扱う書店など、総合的に絵本について学べるよう外部からも講師を招く。感性を磨く授業の一環として絵本作家tupera tuperaによる授業を2コマ設定した。

tupera tuperaは、亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットで、第23回日本絵本賞大賞を受賞した「わくせいキャベジ動物図鑑」など著書多数。イラストレーションや工作、ワークショップなどさまざまな分野で広く活動しており、NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションなども担当する。

 1回目の授業では読み聞かせを行い、2回目は工作ワークショップを実践。ワークショップでは「作ることを苦手にしている大人が多く、子どもは楽しんでいるので大人が楽しまないといけない。教科書通り作るのではなく、それぞれ個性があるものを作るのが楽しいことを伝えたい」と、ペットボトルを使った音のなるおもちゃ「ゴリゴリゴリラ」を制作。「色白のゴリラ」「サンタのゴリラ」など、それぞれがイメージするゴリラを紙に書いて回収し、くじで引いたゴリラを作り発表。最後は全員で「ゴリゴリゴリラのゴリゴリロケンロール」を演奏して終わった。

 12月1日には、tupera tuperaの2人を招く特別講演会「~絵本の魅力とtupera tuperaの世界~」を開催。亀山さんは「どういう意図で絵本を作ったか創作秘話が聞ける大人向けの講演会で、絵本の知識がない人も面白く、絵本好きの人はもっと絵本好きにしたい。2人で話す貴重な機会」と話す。

開催時間は14時~16時。中学生以上対象。受講無料。定員300人。参加には事前申し込みが必要。