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近鉄百貨店東大阪店が11年ぶり改装 デイリー利用見込み「食」強化

改装後のイメージパース

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 近鉄布施駅高架下にある「近鉄百貨店 東大阪店」(東大阪市長堂1、TEL 06-6783-1111)が3月7日、リフレッシュオープンする。

鹿鳴館「グレースデュー恵みのしずく」

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 1978(昭和53)年10月に開業した同店は、40代~60代をメインターゲットに据え、ギフト需要にも対応するカジュアルな百貨店として営業。核家族や1人世帯が増え、それぞれの適量を求めるニーズが高まる中、ギフト需要は減少傾向にあり、足元商圏の支持アップを図ろうとデイリー性を重視し、2007年6月以来11年ぶりに改装した。

 「見栄え重視の箱入りではなく、気軽に買える袋入りの菓子や毎日食べる弁当、量り売りの漬物の店などを導入しリフレッシュした」と店長の倉貫智之さん。フルーツゼリーをメインに販売する洋菓子店「鹿鳴館」、量り売りで販売する1914(大正3)年創業の老舗漬物店「まるこし」、肉じゃが味、たまごサラダ味など、サラダや総菜風の味付けをしたあられを販売する米菓専門店「とよす洛味堂」が新たにオープンする。

 洋菓子店「モロゾフ」は、チョコレートやキャンディー、クッキーなど人気洋菓子の詰め合わせをより取りで選ぶことができる「モロゾフ マルシェ」を展開し、フローズンスイーツも初登場。焼き鳥、唐揚げ、チキンカツなどの弁当を販売する「鶏太郎」、店で焼き上げるアジやホッケの開きなどを販売する「塩干屋さんの焼き魚」、イートインスペースを設けるパン店「コクラン・エネ」など、既存の10店がリフレッシュオープンする。

 3月7日からはオープンを記念し、鹿鳴館のお楽しみ袋(1,080円、限定数200)や、志ま秀の「海老と野菜のガーリックオイル」(110グラム=756円、限定数30)など、限定商品を用意。食品売り場特設会場には、「お弁当・お惣菜大賞2018」で優秀賞を受賞したラグビー弁当(1,188円)などを販売する和公、東大阪観光協会「まいど!東大阪」が13日まで期間限定で登場する。

 倉貫さんは「東大阪店は商店街と共存共栄の立場で連携するデイリーな百貨店。郊外型百貨店として気軽にお買い物を楽しんでいただければ」と話す。

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