「菜の花と街なみ」をテーマにした写真撮影とウオーキングのイベントが3月9日、司馬遼太郎記念館(東大阪市下小阪3)周辺で開かれる。主催は、同館周辺の街なみを考える「小阪・八戸の里街なみ会議」。
東大阪市、大阪府、大阪府立布施高校、司馬遼太郎記念館などで構成する「小阪・八戸の里街なみ会議」は2010年に発足。1カ月に1回程度同館に集まり、小阪・八戸の里周辺の街を育てる取り組みについて話し合いを行っている。2012年には、館の案内横断幕を八戸ノ里駅前にある布施高校のグラウンドフェンスに設置。2013年からは街に関心を持ってもらおうと小阪・八戸の里周辺で撮影した写真を公募する写真展の開催に取り組んでいる。
写真展のテーマは「わが街の記憶」「わたしのお気に入りスポット」など毎年変わり、今年のテーマは「菜の花と街なみ」。2月12日の司馬さんの命日「菜の花忌」に合わせて地域住民が館周辺に設置したプランターなどの菜の花と街並みの写真を募集する。過去の応募者は近隣住民が多いが、大阪市や八尾市からの応募もあり、年齢層は高校生からシニアまで幅広い。応募締め切りは3月31日。写真展は5月31日~6月2日にライフ八戸ノ里店(下小阪5)で開く。
応募期間に合わせ、今年初めてウオーキングイベントを企画した。参加者には菜の花マップを配布し、撮影ポイントなどを解説。撮影した作品は当日応募できる。
担当者は「この季節ならではの風景を楽しみながら、あなただけの1枚を撮ってほしい」と参加を呼び掛ける。申し込みは館内の事務局(TEL 06-6726-3860)で受け付ける。
集合時間は9時30分。参加無料。小雨決行。