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東大阪・八戸ノ里に野菜移動販売「へちまきゅうり」 地場産野菜中心に

毎週水曜に「串かつ ちとせ」前で野菜を販売する長倉立典さんとurara meguさん

毎週水曜に「串かつ ちとせ」前で野菜を販売する長倉立典さんとurara meguさん

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅近くの「串かつ ちとせ」(東大阪市下小阪5)前で2月から、野菜の移動販売・宅配を手掛ける「へちまきゅうり」(八尾市)が地場産野菜を販売している。

移動販売車では野菜、豆腐、卵、ほうじ茶などを販売

 「へちまきゅうり」店主の長倉立典さんは元小学校職員で、天王寺蕪や田辺大根など「なにわの伝統野菜」の栽培に携わり、退職後は障がい者のための作業所を開設。利用者が栽培した野菜の販売を始めた。その後、会社を売却し、5年ほど前に八尾を拠点に野菜の移動販売を始めた。

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 八尾市内の店の軒先などで曜日ごとに場所を変えて販売をしていたが、東大阪にも進出したいと1月から、へちまきゅうりスタッフで野菜ソムリエのuraraさんが河内小阪駅近くの「IRORI COFFEE ROASTER」(東大阪市小阪1)に客として通っていたことから、同店でのコラボブランチの提供と店頭での野菜販売を1カ月に1回行っている。

 「東大阪市内での販売場所を増やそうと、人通りの多い八戸ノ里商店街に興味を持っていた」と話す長倉さんは、「IRORI COFFEE ROASTER」店主の井本忠男さんの紹介で「串かつ ちとせ」店主の田中裕之さんと出会った。田中さんは「商店街は人通りは多いが物販店が少なく、立ち止まって買い物するというよりは通り抜けるだけの人が大多数。立ち止まって買い物をしてもらうことで商店街そのものを認識してもらえれば」と、2月20日から毎週水曜、軒先を長倉さんに貸している。

 野菜は、河内長野市や和泉市などの契約農家が栽培した無農薬野菜と減農薬野菜で、地場産の野菜約20種と豆腐、平飼いで飼育された鶏の卵、ほうじ茶なども販売する。3月13日は4回目の販売で、「少しずつリピートしてくれる人が増え、野菜を購入した人が宅配の注文もしてくれている」と長倉さん。ウェブサイトには販売場所と販売する野菜のリスト、簡単な調理法を掲載する。「串かつ ちとせ」では、数量限定の卵かけご飯(432円)をコラボメニューとして提供している。

 今後について、長倉さんは「移動販売と宅配は続けながら平飼いの養鶏所を経営して、その卵で卵かけご飯屋さんを開きたい」と笑顔を見せる。

 串かつ ちとせ前での販売は、毎週水曜11時~12時。東大阪市内では、「ながせのながや」(菱屋西1)で毎週木曜10時~11時に販売する。

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