近商ストア(本社:大阪府松原市)が5月30日、都市型小型店「KINSHO Pochette(ポシェット)」の1号店「俊徳道店」(東大阪市荒川3)を近鉄大阪線俊徳道駅高架下にオープンする。
都市部への人口集中が進んでいるほか、高齢化やライフスタイルの変化などから、より身近にある店での買い物需要や、総菜や弁当など「中食」需要の高まりを受け、開発した新業態店。JR俊徳道駅も至近にあり、両駅の利用者が立ち寄りやすい立地を選んだという。
5年ぶりの新規店となる同店は、生鮮食品や店内調理総菜を豊富にそろえる食品メインの店舗で、「お客さまに便利なお店」をコンセプトに、ATMの設置や公共料金等の収納代行窓口サービス、宅配ロッカー「PUDOステーション」などを導入する。
レジは、バーコードの読み込み作業をスタッフが行い、利用客が精算をするセミセルフレジを採用。スピーディーな買い物ができるようにした。8席を設けるイートインスペースにはポットや電子レンジを設置し、購入した商品を食べられるようにする。
売り場面積は450.68平方メートル。駐車台数10台(共用)、駐輪台数76台。営業時間は7時~23時。
同社では今後、都市部で同業態の新規出店を進めていくという。